この記事は2020年のWDW旅行記です。
COVID-19による渡航制限等が実施される以前の情報になりますので
あらかじめご了承ください。
今回でパークは折り返し。過去3回のWDW滞在で初めて訪れる場所からスタートです!
幸せな朝がやってきた
この日はいつものフードコートでの朝食ではなく、この旅唯一のキャラクターダイニングに行きます!
とはいえ9:30頃からの予約で、パークに行く日の朝食としては少し遅めの時間だったため
まずはハリウッドスタジオにレジスタンスのボーディングパスを入手しに向かいます!
ヨンドゥデザインのスカイライナー!
朝のハリウッドスタジオへここまでの数日すべてバスを使用して行っていましたが
実はスカイライナーでも乗換をしていくことができるので、今回はスカイライナーで。
しかしここで予期せぬ出来事が…
なんと乗換駅のカリビアンビーチとハリウッドスタジオをつないでいる路線が
不具合のため運転見合わせになっていたのです。
カリビアンビーチからもハリウッドスタジオ行きのバスは出ているものの
時間も開園時間に間に合うか微妙な時間になってしまっていたため、ハリウッドスタジオ行きは断念。
そのまま本来の目的地であるリビエラリゾートに向かうことにしました。
幸いカリビアンビーチからリビエラリゾートを繋ぐ路線は通常通り運航していたため
快適な空の旅をしながらすんなりリビエラリゾートまで行くことができました。
スカイライナーの運航が開始するまではほとんどバス移動しかできなかったため
移動時間もかなり運に左右されることが多かったのですが、これを使えばそのストレスもフリーに!
実際使ってみても本当に快適に過ごすことができました。ありがとうディズニースカイライナー。
目的地のリビエラリゾートに到着してからも朝食の予約時間まではまだ時間があったため
ホテル周辺を散策することに。
リビエラリゾートはディズニーバケーションクラブの会員向けリゾートのため
リゾート内の別のリゾート群と比べても比較的グレードが高そうなデザインをしていました。
また、リゾートの名前にもなっているリビエラはピクサー映画”あの夏のルカ”の舞台にもなっている
イタリアの港町で、ウォルトディズニーが家族で旅行に出かけたこともあるそう。
ホテル内にはウォルトの写真も飾られています
ちなみにこのウォルト以外にもピーターパンやラプンツェルがモチーフとなったものがさりげなくあったりと、ディズニー要素を自然にオシャレに組み込んでいる印象を受けました。めちゃくちゃ良い。
ホテル内の散策をしつつショップでここ限定のグッズを購入したりしていると予約の時間になったので最上階にある”トッポリーノテラス”へ!
レストランのロゴもモダンでおしゃれ
ここはキャラクターダイニングにしては珍しくブッフェ形式ではなくコース形式のレストランです。
コースといってもカジュアルな形式なのでそんなに堅苦しい感じはありませんでした。
席についてメニューからメインとドリンクを選んで少し待つと…
めちゃめちゃおしゃれなプレートに乗ったパンの山が!!!
ここに登場するミッキーが画家のコスチュームのため、絵描きの道具がモチーフになっています!
ちなみにここのバターナイフ(写真左奥)はディズニークルーズラインの
アニメーターズパレットで使われているものと同じデザインでした!
船内ショップに同じものが売られててめちゃめちゃ迷って買うのやめた記憶がよみがえる…
そして今回チョイスしたのはステーキ!パンケーキ等のザ・朝食!といったメニューもあったのですが
朝食ででてくるステーキが気になりすぎてステーキをチョイスしました。
結構柔らかめで食べやすく、朝食メニューだからかアメリカのステーキにしては味も濃すぎず美味しかった!
朝食をただただ満喫していましたが、ここはキャラクターダイニング。
ということでもちろんキャラクターがやってきます。
まずはドナルド!
確か陶芸家がモチーフの衣装に身を包んだドナルドがやってきました。
とにかく元気いっぱいで、姉が持っていたデイジーのぬいぐるみをそのまま持っていきそうな勢い。さすが#1ダック
次にやってきたのはバレリーナのデイジー。
華麗な…というよりは豪快といった方が近そうなダンスを披露してくれました。
ミニーはパリジェンヌなコスチューム。足元から頭の上までおしゃれすぎるし、しかもそつなく着こなしてしまうのはさすがミニーと言わざるを得ない。
最後に前述した絵描きのミッキーがやってきました!
イラストではよくある系統の衣装な気がするけど、ライブキャラクターでこの系統って意外とあまりないような気がする。
ミッキーたちはゲストのテーブルまであいさつしに来てくれるほかに、USパークでは恒例の謎ダンスをしながら店内を踊り狂うやつをやっていたりもしました。
コース形式のためブッフェ形式と違ってゲストが席を離れている時間がほとんどなくゲスト自身もテーブルにだれか来るかもしれないから少し様子を見てみる。等がなくかなり快適でキャラクターダイニング向きなんだなーと思いました。
最近はテーブルを巡るタイプができないのでブッフェでも何も気にしないで食事できそうではありますが…
このレストランはテラス席もあり、この日は食事の座席としては使用されていなかったのですが、自由にテラスに出ても良いとのことだったので、せっかくなのでテラスに出てみました。
トッポリーノテラスはリビエラリゾートの中央の最上階にあるため、屋根はないですが眺めがめちゃめちゃ良い!
近くに高い建物もないため、周辺エリアを一望できます。
奥の方をよく見ると、ハリウッドスタジオのタワーオブテラーも!
この眺めだとおそらく夜に開放されていればハリウッドスタジオだけではなくエプコットの花火も見えそう。
世界を巡ろう
朝食を終えてリビエラリゾートを後にし、またスカイライナーに乗って今度はエプコットに向かいます!
ここからエプコットまでは乗換はなしで一本でいくことができます。
ちなみに、カリビアンビーチから乗っていた場合は一旦リビエラリゾートの駅を経由することにはなるものの、降りて再度乗車する必要はなくそのまま乗り続けてエプコットまで行くことができます。
EPCOTのスカイライナーの駅はインターナショナルゲートウェイというワールドショーケース近くのエントランス横にあります。
今までのEPCOTは基本的にバスを利用していくことがほとんどだったので、フューチャーワールドのエントランスしか使うことはなかったのですが、スカイライナーが導入されてからは逆にフューチャーワールドのエントランスを使うことが全くと言っていいほどなくなってしまい、それにフューチャーワールドの工事も相まって別のパークみたいな感覚になっていました。
ワールドショーケースが近いエントランスのため、必然的にワールドショーケース周りでパークを散策する機会が多くなります。
意外と後回しにしがちな各パビリオンを回っていきました。
イギリス館、カナダ館、メキシコ館を回ってフローズンエバーアフターのあるノルウェー館を探索し
次にやってきたのは中国館!
中国館ではムーランのグリーティングやシアタータイプのアトラクションがあります。
さらに中国館の一角には上海ディズニーランドの紹介展示があります。
ここでは(おそらく)D23EXPO開催時に展示されていたものを含む上海ディズニーランドに関する貴重な資料を見学できます。
実はこの施設ができた後も随時アップデートがされているようで、オープン時直後にはなかったディズニータウンのドナルドや、トイストーリーランドのウッディのスタチューの模型が増えていました。
ちなみにこのドナルドに関しては同じぐらいの大きさでソフビ人形として商品化されていたので
それが展示されているのかも…?と思ったりしました。
各パビリオンのショップにはそれぞれの国をイメージしたEPCOTのオリジナルグッズが販売されていますが
中国館では、なんと上海グランドオープン時のグッズや1周年のグッズがまだ販売されていました。
日本館は運営会社の関係で厳しいんだろうなあ…
中国館を抜けて次の目的地のパビリオンに向けてワールドショーケースを散策。
読めなくてもわかるコカコーラ
当時オープンしたてだったマペッツテーマのレストラン
そして到着しましたわれらが日本館!!
日本館には不足しがちな日本料理が楽しめるレストランが複数と、米国三越が運営しているショップ、謎日本文化が紹介されているっギャラリーがあります。
三越のショップはディズニーパークとは思えないようなカオスな品ぞろえで、ある意味日本人には必見ポイントかもしれません
大量のぐでたまさん
こんなところに来てまで買わなくても…と思ってしまいがちなグッズが多いですが
よくよく考えてみると日本で見たことないな…と思わされるようなグッズも多数あります。
ギャラリーには以前ツイッターでもバズっていたプリキュアグッズが置かれていたり、たぬきちやくまモンのぬいぐるみが置かれていたりとこちらもなかなかにカオス。
地味に東京ディズニーリゾートのポップコーンバケットがあったりとパーク要素も若干あったりします。
ちょうどこの旅行の時期にInternational Flower and Garden Festivalが開催されていて
パークの各所に小さなイベントブースができていました。
日本館にもイベントブースが設置されていて、そこであるモノと再会してしまいました…
寿司の中にフルーツの入ったFrushiです。
なんだこれはと口に出していってしまいそうなアメリカナイズされた日本食ですが
このイベント時には恒例のフードになっているらしく、3年前に訪れた時も販売されていました。
そして興味本位で買った前回に引き続いてリピートするという。
正直めちゃめちゃ美味しいわけではないです。
食べた瞬間に脳が見た目と味のストレンジさにエラーを起こして何を食べているのか、どんな味がするのかといった評価を投げ出して旅行に行ってしまったような不思議で他ではあまり感じることのない感覚を味わうことできるので逆におすすめな一品です。
この時期に訪れる人はぜひ試してみてください。
まあ、言うてもちょっと甘い米とフルーツなので寿司だと思わなければだいぶマシな料理ではありますし…
不思議な食の異文化体験を終えて日本館を後にしてモロッコ館とフランス館を抜けるとワールドショーケース1週の旅は終了です。
近未来のEPCOTへ!
ワールドショーケースにはあまりFP対象のアトラクションがないこともあり、取得FPはフューチャーワールドに偏る傾向があります。
今回も例にもれずにフューチャーワールド尽くしだったため、このままフューチャーワールドに向かいます。
まず訪れたのはテストトラック。当時はEPCOTでFPを取得するなら真っ先に考えるのがテストトラックかフローズンエバーアフターの2択でした。
今となってはそもそもFPないじゃん問題に直面しますが、アトラクションの優先度で考えてもGotGだったりレミーのライドができているのでだいぶ激戦なパークになっていると思います。早くまた行きたいですねえ…
テストトラックの後はすぐ近くにあるミッションスペースへ!
ミッションスペースはWDWに来るたびに体験しているのですが、いつも注意書きに怖気づいてかかるGが弱いコースしか選択できない自分がいます。
そこで体調を崩すとそのあとのスケジュールに影響することを考えるとどうしても勇気が出ない…
今まではコースごとに体験する内容は同じものだったのですが、近年それが変更されて
負荷が弱いコースは地球を大気圏の少し外から眺めながら一周するコースに変更されました。
今まで体験していたのは火星に飛んで調査をするような内容で、現在でも負荷の強いコースはそのままのため今回に限っては体験していないコースになり少し得した気分になりました。
出口のショップにあった隠れミッキー。横顔もある。
ミッションスペースを体験した後はSea With Nemo Friendsへ!
工事がなければなあ…と愚痴をこぼしながらちょっと遠回りをして移動しました。本当に不便なのよ…
これもいつも体験しているライドですが、やっぱり演出もいいし何より音楽が良い。
シーライダーにもin the Big Blue Worldを使ってくれればよかったのにと思わずにはいられない。
これでFPを3つ消化しきったので、ここで休憩をはさむことにしました。
地味に朝食後からずーっと動きっぱなしだったため、家族もだいぶ疲れてきていました。
そこでやってきたのがEPCOT EXPERIENCEレストランの中を居抜きで作ったような簡易的な展示と、テーブルとイスがたくさん置かれている施設だったので、家族をそこで休ませて私は展示を見に行きました。
EPCOTの今後をプロジェクションマッピングで表現
円形のスクリーンに囲まれるような形で中央には模型があり、映像とリンクしてプロジェクションマッピングで今後の開発が映し出されていました。
正直想像していたよりもだいぶ変なところに変なスペースで作られているなーといった感想。今はどうなっているんだろう…
円形スクリーンの部屋の外側にはポスターやプロップ単位での展示がされていました。
実際に販売もされていたモダンなポスター
早く乗りたいコズミックリワインドのライドビークル
メリーポピンズの魔法のバッグ
展示を一通り見終えて家族のもとに戻ると、まだ少し休んでいたいようだったので
またここで一人行動を開始。メキシコ館へ向かいました。
目的はもちろん…
ドナルドのグリーティング!!昔ロストリバーデルタにフリーで出ていたドナルドを彷彿とさせるメキシカンなドナルド!
時期やタイミングによってはホセとパンチートも一緒に出ていることもあるそう。うらやましい…
ここで家族からそろそろ移動すると連絡があったためイギリス館で合流。
EPCOTの中でもめちゃめちゃ好きな部類に入るフィッシュアンドチップスを食べました。
またまた来ましたハリウッドスタジオ
EPCOTを後にしてスカイライナーに乗り、またやってきましたハリウッドスタジオ。
今回の旅行では今のところ皆勤賞です。
まずは移動中にFPが取得できていたスリンキードッグダッシュへ!
ハリウッドスタジオ自体が全体的にインフレが激しいので忘れがちですが、このライドもかなりFP取得難易度が高かったはずなライド。
とはいえ当時は狙っていれば割とキャンセル拾いができていました。
トイストーリーランドを上から見ることができるアトラクションなので夕方~夜に乗ると昼間とはまたちがった雰囲気で楽しめます!
スリンキードッグダッシュを降りると、辺りはすっかり暗くなってきました。
というわけでこの日にハリウッドスタジオにやってきた目的であるショーの場所をとることにしました!
チャイニーズシアター前にやってきました。ここではハリウッドスタジオの30周年を記念して始まったプロジェクションマッピングのショー、Wonderful World of Animationが公演されます。
以前はDisney Movie Magicという実写映画オンリーのマッピングがひっそりと行われていて
公演されない日もあったからか9日間滞在していた海外パークにも割と詳しい友人が公演されていたことすら知らなかった
ことに個人的にびっくりした逸話のあるショーでした。
今回のショーはハリウッドスタジオのアニバーサリーの目玉として紹介されていたほどだったので、Movie Magicよりは知名度がありそうな人の集まり方をしていました。
しかし、待っている人のほとんどはこのマッピングショーの後に公演されるスターウォーズテーマの花火を待っていそうな雰囲気でした。
Movie Magicも個人的には結構好きだったのですが、こちらのショーは系統としてはマジックキングダム型パークで行われているようなショーに近い構成になりそうなものを、少しマイナー寄りな作品構成をしつつもチャイニーズシアターに投影していることを生かしているような演出でとてもよかったです。
直後に行われるショーの関係でパイロがほとんど使われていないのは残念でしたが、それはマジックキングダム版のワンス・アポン・ア・タイムも同じ。仕方ないんです、仕方ない。
そのまま次に行われる花火も連続して鑑賞することはできるのですが、今回はこのショーのみで撤退してタワーオブテラーに乗りに行きました。
夜になると一段と雰囲気が出る
タワーオブテラーに乗り終えると閉園もかなり近い時間帯。ここまであまり食にありつけていなかったため、近くの開いているお店で夕飯を食べました。
ハンバーガーが小さく見えますが、ハンバーガーが小さいのではなくただ単に
ホットドッグがめちゃめちゃでかいだけです。そして大量のポテト。これがアメリカスタイルか…
個人的なUSパークの食に関する好きな点が、付け合わせのポテト用のディップを好きなだけ取れるところだと思っています。
コストコにあるような形式でディップするものが用意されていて、レストランごとに違うフレーバーがあったりするので毎回美味しくポテトを食べられるのがポテト好きな私としては大満足ポイントだったりします。
この時も無心でポテトをつまんでいた記憶がおぼろげにありますね…
夕食を終えておなかを休めると閉園直前。ダメもとでロックンローラーコースターに行ってみるとまだ案内していたので
ロックンローラーコースターがこの日の最後のアトラクションとなりました。
ロックンローラーコースターを降りると花火も終了して少し経っているぐらいの時間だったため、帰宅のピークも少し超えたぐらいのタイミングで退園することができました。
以前までであればここからいつ来るかわからないバスとの戦いだったのですが、スカイライナーという強い味方ができていたので気持ちがだいぶ楽でした。
バスは到着するまで列が全く動かないので長時間待つ感覚があったのですが、スカイライナーは少しずつでも常に列が動いているのであまり長時間待っている感覚がないんですよね。
そんなありがたきスカイライナーでホテルに戻ってこの日は終了です。
次回はあまり体験できていないあの王国にいきますよー!
この記事は連載です!