10月14日はコンセプトアニソンバー555にて開催された『もしも、僕の彼女が妖怪ハンターだったら…』2作品上映&トークイベントに行ってきました。
『もしも僕の彼女が妖怪ハンターだったら…』は昨年2022年に1作目、今年の夏に2作目が公開された妖怪特撮映画です。今回はこの2作を一挙に、しかも監督をなさった國米修市、國米美子ご夫妻と、主演女優の木下友里さんと一緒に、雑談しながら鑑賞するという、とても贅沢なイベントでした。
会場となったコンセプトアニソンバー555は、名前の通り、店内は仮面ライダー555や特撮関連のグッズでいっぱいでした。
来場者には、主演の木下友里さんから直接、大判のカードが配られました。
このカード、シアターG-ROSSOなど、ヒーローショーを観に行くともらえるカラーボードをイメージして作られているそうです。「バー555で謝花雛(しゃばなひな)が待ってるよ!」みたいな感じが、特撮ヒーローものっぽくて良いですね。
上映会は1部約4時間。その間、監督ご夫妻、木下さん、お客さんでドリンク片手に歓談できます。
壇上で出演者がトークするのを聞くのではなく、出演者の皆さんとテーブルを囲んで直接話せる、まるでスタッフの打ち上げに参加させて戴いているようなアットホームなイベントです。
お店では、特別メニューとして、本作で妖怪を釣るために使われていたのと同じような、鶏のもも肉を使用したカレーライスや、ギャートルズに出てくるような骨つきの漫画肉などが食べられます。
私は漫画肉の小さめなものを注文しました。
フレーバーはなんと11種類から選べます。
小さいサイズは骨が一本ですが、木下さんのお持ちになっている大きいサイズのものは、左右から骨が出ているので、両手で持ってかじりつけます。
こういったユニークなお食事を肴に、豊富な飲み放題メニューからお好みのドリンクを注文して、楽しく作品を鑑賞しました。
監督ご夫妻は、宇宙刑事シリーズや仮面ライダー、スーパー戦隊など、数々の特撮作品に関わってこられました。
その豊富な引き出しをふんだんに盛り込んだ本作には、宇宙刑事シリーズや仮面ライダー、スーパー戦隊はもちろん、セイザーシリーズの素材や技術、実相寺監督作品、海外B級ホラーやSF作品のオマージュなんかも盛り込まれています。
個人的に熱かったのは、國米修市監督が、1985年放送の月曜ドラマランド、実写版「ゲゲゲの鬼太郎」で一反木綿の操演をなさっていたというお話。
鬼太郎の味方として登場した一反木綿は、ネバーエンディングストーリーのファルコンのように鬼太郎たちを乗せて飛び、その布状の身体を使って敵と戦います。
布が自在に動き回り巻きついたりするその技術は、本作、特に2作目でめちゃくちゃ生かされています。
[月曜ドラマランドに登場した一反木綿]
主演の木下友里さんは、本作が初主演作だったそうですが、撮影時のハプニングや秘話、映画を観ているだけでは気づかないような細かいことまで、気さくにお話下さいました。
アクションシーンや殺陣の大変だったエピソードなど、お話を伺いながら作品を観ると、また見え方が違ってきます。
このイベント、至近距離で歓談できるだけでなく、木下さんとチェキを撮ったり、似顔絵を描いて戴くこともできました。
[まるでロードショー公開映画のチケットのような似顔絵券]
私は似顔絵をお願いしましたが、短時間で特徴を捉え、尚且つ木下さんのエッセンスの入った魅力的なキャラクターイラストに仕上げて下さいました。
これから、この顔を大切に使わせて戴こうと思います。
『もしも、僕の彼女が妖怪ハンターだったら…』は、たくさんの妖怪と個性的な妖怪ハンターが多数登場する、特撮妖怪映画です。
この2作に加えて、もう1作で完結の予定です。
上映会場や上映回数が少ないので、まだまだご覧になられた方は少ない作品かと思いますが、これから四国や大阪など、様々な場所でこういった上映会が開催される予定だそうです。
気になった方は、情報をチェックして、是非会場に足をお運び下さいませ。
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