もしも、僕の彼女が妖怪ハンターだったら…(仮) | 日本物怪観光のブログ

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昨夜は高円寺シアターバッカスにて上映された映画『もしも、僕の彼女が妖怪ハンターだったら…(仮)』を観て参りました。


『もし僕』(以下略)は、スーパー戦隊シリーズなどでCGを担当なさっている國米修市さんが監督された特撮妖怪アクション映画です。

あらすじを読むに、妖怪がたくさん登場する妖怪退治物。こういう映画、最近、ありそうでなかったように思います。

オリジナル脚本ということで、前情報のない妖怪活劇に、ちょっとワクワクしながら映画館に向かったのでした。


高円寺シアターバッカスは、個人運営のマイクロシアターです。


駅北口の繁華街にあるビルの3階にあり、注意しなければ通りすぎてしまうくらいの小さな映画館です。

こういった場所で妖怪特撮映画の上映があるというシチュエーションにもドキドキしました。


主演は仮面女子の木下友里さん。

今回この映画の存在を知ったのは、彼女のameblo投稿でした。

物怪観光は、2018年に幕張で開催された、イベント総合エキスポの会場で木下さんとお会いしています。

先日の岐阜市科学館のイベントでもお世話になったイベント企画会社のブースが出ていたので見に行ったのですが、向かいに仮面女子がご出展なさっており、マネージャーさんと名刺交換しました。

岐阜市科学館のイベント


その時3人の仮面女子メンバーからご挨拶戴いたのですが、その内のお一人が木下さんでした。

幕張メッセへ!!

あれから4年の月日が経ち、今や仮面女子のリーダー。映画にもご主演なさっていて、すごいことだなぁと思います。


上映に先立ちまして、國米監督と、エンディング曲を歌われている、うちやえゆかさんが舞台挨拶をされました。


監督による製作エピソードやうちやえさんの曲にこめた想いなど、そこでしか聞けない貴重なお話を聞かせて戴きました。


さて、肝心の本編ですが、妖怪たちが包み隠すことなく登場します。

火薬も多めで、特殊メイクや着ぐるみ、操演ありで特撮度が高い作品です。

B級感溢れるストーリーですが、展開ははやく、散りばめられた伏線もきっちり回収してくれます。


[映画フライヤーより抜粋]


聖剣的な物を持って戦うベタな妖怪ハンターと、彼女たちが使うムーの広告とかに載ってそうな怪しげなアイテム、そして何より「私の可愛いロレッタ」が、この映画の妖怪ハンターを個性的にしていました。(キラメイジャーのマブシーナっぽいなと思ったら、スーツアクターが同じ野川瑞穂さんでした。1/1でフィギュア作りたい…)


[映画ポスターより抜粋]


友情出演の黒田 勇樹さんが、クセのあるキャラクターでB級映画感を高めていて良かったです。

個人的にはCGよりも着ぐるみや操演の妖怪をもっともっと見たかったですが、予算的に考えると厳しそうですね。

これで終わらず、様々なエピソードが作られて行くことを心より期待しています。


本日上映分、残席わずかにあるようです。

予約しても確認メールなど来ないので、本当にチケット取れているのか不安になりますが大丈夫です。

そんな、観に行くためのシチュエーションも含め、心に残る上映会になるかもしれません(笑)

高円寺シアターバッカス『もしも、僕の彼女が妖怪ハンターだったら…(仮)』