村八分 | さすらいの武士

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村八分…非常に嫌な言葉ではある😅
それは我が国の特に農村地域において昔から行われてきた、ごく地域的な社会的制裁のことである。

「村八分」の語源として、有名なものに「地域の生活における十の共同行為のうち、葬式の世話と火事の消火活動という、放置すると他の人間に迷惑のかかる場合(二分)以外の一切の交流を絶つことをいうもの」であるというものがある。葬式の世話が除外されるのは、死体を放置すると腐臭が漂い、また疫病の原因となるためとされ、また死ねば生きた人間からは裁けないという思想の現れともいう。

また、火事の消火活動が除外されるのは、他の家への延焼を防ぐためである。なお、残り八分は成人式結婚式出産病気の世話、新改築の手伝い、水害時の世話、年忌法要、旅行であるとされる。以上は、言語学者である楳垣実が説くところである。

今のように明確な法律が存在しなかった時代の一種の自己防衛的な地域慣習だが、人間同士の関係が希薄な現在では流石に時代遅れと言えるだろう。

なお村八分が原因であろう事件は過去に多く存在し、例えば津山30人殺しや狭山事件、最近では和歌山毒物カレー事件などもそのように分析されている。