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二階俊博と言う政治家がいた、いやまだ現に衆議院議員ではあるが次回の衆議院議員選挙には立候補しないと先日記者会見にて明言したのである。
若い頃彼は道路族のドンと呼ばれた田中角栄氏に師事し、田中氏に元で数々の役職を歴任してきた。
一時は自民党No.２の幹事長をも務めた事も有る。
二階氏が如何に和歌山県内における高速道路の南進に貢献してきたかは、同じく海に面したお隣の三重県との差を見れば歴然かと存じます(^o^)
それだけに選挙区における彼の人気は絶大で、特に和歌山県南部への高速道路延長の事業化は、おそらく彼がやり遂げた最大の功績と言えるだろう。
和歌山県のような山深い半島に住む者にとって、道路網とは身体を走る血管網のようなものである。
田中角栄氏にしても二階俊博氏にしても自らの選挙区に対する義理は果たした訳であり、私自身も一和歌山県民として二階氏には深く感謝している。
世論的には彼を許せない意見は多いが、地元民にとっては道路網の整備は重要な外科手術である！
今や彼も自民党による政治不信の責任者として矛先に挙げられ、世論の厳しい批判を浴びて政治家としての道を断念したのである、私的には彼の年齢も考えれば勇退は已む無しと考えると同時に、これで幕引きを計る自民党執行部のいやらしい姿勢に呆れ果てる。
ただし近年二階氏の本拠地の御坊市長選において惨敗を喫した二階氏の長男に関しては、あくまでも私見ではあるがあのような人物を行政の指導的立場につけるべきではないと、心の底からそう思う！
理由は…いやこれ以上は止めておこう、俊樹氏の過去の言動を考慮すれば私自身の身の危険は回避したい！