逆インバウンド効果な先月の成績 | 注文の多い蕎麦店

注文の多い蕎麦店

人間は何を食べて命を繋いできたのか?
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人間本来の生活を取り戻します。


歴史的な円安の進行で日本全国の観光地には訪日外国人観光客が溢れかえってますが。
うちの場合は今年の正月誰以来ピタッと外国人の客足も途絶えまして。
月に2〜3組でもあれば上出来くらいに落ち着いております。
(しかも日本人同様コースしかないと知って帰られる方も非常に多い)

そんなすっかり日本人頼りになったうちの先月の営業成績はと言うと。
対前年同月比で

客数で2、6%の増加

組数で増減なし

売上で4、1%の増加


と久しぶりに対前年比をクリアできました。
3月の絶不調でどうなることかと思いましたが
桜の開花以降一気に人が動き出した感じです。


 

たぶん僕が思うに京都市内はもちろん

日本の主要観光地はどこもかしこも外国人で溢れかえってるので。
それを敬遠した日本人観光客が外国人の少ない地方に流れてるんじゃないかと。

日本人は排他的云々というのは結構的を得てるような笑

いずれにせよ逆インバウンド効果とも言えるこの状況はまだまだ続きそうなので。
いい機会だしここしばらくは日本人の琴線に触れるような料理とサービスを展開していこうと思います。

逆に言えば今怒涛の外国人需要で息を吹き返したところはこの先円高に切り替われば
一気に潮が引く可能性も考えられるので。
調子に乗ってイケイケになるんじゃくて

ある程度逃げ道というか身軽に動けるフットワークも考えておくべきかも。

為替なんて投資家の皮算用次第でコロコロ変わりますからね。
そんなものに依存しすぎるのは甚だ危険かと。

まあ僕の場合は円安だろうが円高だろうが円が紙くずになろうが
ただただ自分の仕事に集中するだけですけどね。

あまりに集中しすぎてふと顔を上げたら

 

周りに誰もいなかった

 

っていう恐れは大いにありますがデレデレ