紅麹はゲノム編集の成れの果て | 注文の多い蕎麦店

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小林製薬が販売した紅麹菌を利用したサプリで
健康被害が多数報告されたことが話題になってますが。

もともと紅麹は人間の腎機能に障害をもたらす
シトリニンという毒素を産生する性質があることから。
その使用においては制限を設けて世界的に規制していた背景があるのですが。

2020年に小林製薬は奈良先端科学技術大学院大学との共同研究チームにより
ゲノム編集によってシトリニンを産生しない紅麹菌の開発に成功した。
として日本国内において大々的に売り込むことになります。


 

そのゲノム編集された紅麹で今回
シトリニンに類似した健康被害が多数明るみになったということは。

ゲノム編集された紅麹自身が自らゲノムを再編集して
 

よく似た毒素を産生するように進化した

ということであり。


そりゃ菌の立場からしたら毒素を作り出して身を守らなければ
自らの種の存続が危ういということであり。
人間が自分の都合のいいようにいかに手を加えても

自然界の生物はさらにその上に進化する

ということなのでしょう。
 

僕には今回の事例は
 

人間の手による

ゲノム編集や遺伝子組み換え技術の行きつく先を暗示している
 

かのようにしか思えないんですけどね。

この機会に人間と自然界の共存の正しいあり方を見つめ直したほうがいいのかもしれません。
いずれにせよサプリを売る方にも買う方にもどちらにも問題があると思いますがショボーン