あきたこまちRの問題違い | 注文の多い蕎麦店

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秋田県の主力生産米であるアキタコマチが来年度から。
放射線育苗米であるコシヒカリ環1号を交配させて改良した
あきたこまちRに全面切り替えする。
という話が問題になってるようですが。
そもそも

その焦点が放射線照射による安全性の有無

になってるのが間違いで。
本質的に言えば健康に関することよりも

公によって品種を強制的に指定されることで
多様性が奪われる


ということが一番の問題なんだと思います。
県や国としては今回の改良米への転換は安全性の向上というよりも

規制の厳しい海外への販路輸出ルートを拡大するため

にカドミウムやヒ素の含有量の少ない品種を開発する必要があった。
だけのことだと思うんですが。

一部のオーガニック信者さんが「放射線」
という文字だけに過剰に反応してしまったために。
本来の議題と乖離してしまった健康面の安全か否か
というポイントにスポットが当たってしまったということ。

もちろん科学的には健康面の安全性は確立されているとはいえ
今後自然界においてどういった問題が起きてくるのかは未知数であり。
そういう危惧について憂慮するのは至極当然の反応だと思うんですが。

いたずらに放射線という言葉をピックアップして批判するのはよくない。
本来の焦点とは全然ずれてしまう。

 

結局は県や国が全面的に品種を強制切り替えするのがよくないだけであって。
旧来のあきたこまちも並行して容認すればいいだけのことだと思うんですけどね。

海外へはアキタコマチR
国内の改良米不安消費者に対しては旧来のあきたこまちという風に。

まあどのみちこの改良米問題がこれだけ注目されてしまっては
肝心の海外販路も先細りしてしまうかもしれません。
結局今回の切り替えにはなんか意味あったんでしょうか。
とにかくあんまり人間が自然に関わり過ぎないほうが良いと思いますよ。
僕的には改良米がどうとか言う以前に

ほぼほぼ米を食べる習慣がない

 

のでどう転ぼうがあまり影響はないんですが笑
もちろんこれが蕎麦の問題だったら全力で立ち向かいますけどねおねがい