真の恐怖は終わった後やって来る | 注文の多い蕎麦店

注文の多い蕎麦店

人間は何を食べて命を繋いできたのか?
純粋に生きるための料理を実践し
自然に回帰することで
人間本来の生活を取り戻します。


緊急事態何とかが解除され学校や経済活動もとりあえず再開し
また元の日常が戻って来る・・・
かというとそうは簡単にはいかないでしょう。
もちろん政府もそんなことは十分認識しているので
止めてしまった経済を再循環させるために給付金や補助金のばらまき政策を
これでもかというほど投入したわけですが。
この作戦が逆に。

そんなにばらまいて日本の経済大丈夫なの?

もしかしてその撒いた資金を回収するためにこれから税金とか上がるんじゃないの?
と消費を促す策のつもりが将来の不安から消費を極端に控える動きが出てくるんじゃないでしょうか。
そうなると折角経済を再開させて供給量が増加したにも関わらず
肝心の需要が横ばいもしくは衰退する可能性があるので間違いなく近い将来。

極端なデフレ経済に陥る

と思います。
ここが戦後の復興経済との決定的な違いですよね。
太平洋戦争の後はとにかく物がなかったので国民の圧倒的な需要量増から
インフレ経済に流れ終戦後からの4年間で物価はなんと70倍に上昇することになります。
100円ショップが7000円ショップになったということだからそりゃパニくりますよね。
その後生産システムが回復するにつれて需要と供給のバランスが落ち着きを取り戻し
日本経済は高度成長期に向かうわけですが。

その点今回の場合は国策によって無理矢理抑制していた供給量が一気に増加するにも関わらず
国民の需要は恐怖心を植え付けられたこともあって一向に伸び悩むと思うので。

物が極端に余ってくる

と思います。
そうなると売り手側としては少ない需要を争奪し合うために価格を下げざるを得ず
この流れがデフレ経済を加速させることになるでしょう。
そうすると国としてはとにかく需要を増大させないといけない。
でも外に出るなと恐怖心を煽った同じ口でどんどん動いて使いまくれなんて言えるはずもなく。

GOTO何とかも中途半端な形になるのは必然の流れなわけで。
 

じゃあこれからどうしよう?
というと太平洋戦争後に朝鮮戦争の勃発させることにより戦時物資や人的資源の必要性から需要が大きく拡大したように。

ウイルスへの恐怖を仮想外敵への恐怖にすり替えることで

一時的な需要を創出する政策が用いられるんじゃないでしょうか。
いわゆる戦時需要というやつです。
これは日本だけじゃなくてアメリカもEUも同じような手法を使ってくると思います。
歴史はそうやって同じことを繰り返しながら作り上げられてきただけに
あながち妄想とは言えないと思いますよという妄想でしたニヤニヤ