結果オーライは逃げ道 | 注文の多い蕎麦店

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人間は何を食べて命を繋いできたのか?
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自然に回帰することで
人間本来の生活を取り戻します。


ラッキーなことを称して結果オーライという言葉がありますが。
あれは決してついていたとか偶然の仕業ではなくて

自らの行為が間違いなくその結果を呼び込んでます

もちろんそれはいい意味でも悪い意味でもどちらにも作用するのですが。
例えばうちの場合だとあまり満足のいく蕎麦が打てなかったときは大概

お客さんが少ないことが多いです。
こういう時僕は内心

完璧な蕎麦じゃないからお客さん少なくて良かった

と無意識化でホッとしてることがよくあるのですがこれは
納得のいく蕎麦じゃなかったからお客さん少なくてラッキー結果オーライ
なんてことじゃなくて。

納得のいく蕎麦を打てなかったからお客さんが少なくなった

ということなんですね。
つまり自分では100%のパフォーマンスが発揮できなかったことを自覚してるので必然的に

無意識化で100%の宣伝売り込みができない

ということ。
これが自分が納得のいく仕事ができていたなら必然的にプレゼンも売り込みにも熱が入って

どうぞ皆さん来てください最高の蕎麦ですよ!

というエネルギーが発生するのですが
いかんせん自信のない仕事だと
どうしても宣伝広告に対する情熱が削られてしまう。
だって100%でない自分を堂々とアピールできるほど人間は厚かましくは出来てないから。

だから結果オーライというのはラッキーを表す形容詞ではなくて実は

自分の不出来を誤魔化すための逃げ道的なアイテムなんですね。
結果オーライと口にする人を見かけたら迷わず

逃げるなこのクソ野郎!

と罵倒してあげてください。
下手したら反撃されるかもしれませんが
されなかったら結果オーライですねチュー

 

今日は一人営業ですので状況によっては4名様以上はお断りしますご了承をお願い