僕が考える美味い蕎麦を打つ条件の割合。
①質の良い玄蕎麦の入手 50%
②適切な玄蕎麦の管理 20%
③品質を損なわない製粉方法 15%
④素材に適した水質と加水率 10%
⑤素材に適した道具の入手 4%
⑥蕎麦打ち技術 1%
つまり①~④までで蕎麦の出来不出来は大方決定してしまうのですが。
有名店を含めたほとんどの蕎麦屋さんが⑤⑥の向上ばかりに夢中になって
僅か5%の攻防で競い合っている。
というのが他店の蕎麦屋さんを巡ってみて感じた正直な感想です。
①②⑤⑥は今の情報技術があれば誰にでもクリアできる問題なので。
となるとある程度条件が均衡になったという前提で
美味い蕎麦屋とそこそこの蕎麦屋を篩いにかける分水嶺は。
③と④になるのでしょう。
もちろんまともな蕎麦屋さんならちゃんとそのポイントはわきまえてるので
①②⑤⑥は情報開示しても③④だけは企業秘密。
っていうところも多いんじゃないでしょうか。
もちろんうちもそうです。
③④で良い状態になった時は
もう打つ前から出来上がりを想像してニヤニヤしてしまいます変態か