先日放送されたTBSの情熱大陸。
お客さんからネット配信の情報を教えてもらい鑑賞してみたのですが。
ヤラセとは言わないまでも演出や構成が何かヤラシイよな。
って感じでした。
今回の主役は能登で先代から民宿を受け継いだ娘婿であるオーストラリア人シェフだったのですが。
異国から日本の辺境の地に移り住んだ外国人の奮闘記。
みたいな感じで描かれてたんですけどね。
僕が接した感じでは彼はもともと積極的に日本の文化に馴染もうともしてなかったし
いつも飄々とマイペースだったのにね。
現にもう20年以上住んでるのに日本語カタコトなわけだし。
しかも彼が民宿の敷地を歩く映像を流しながら。
建物も露天風呂も畑も全て手作りだ
っていうナレーションが入ってたんですけどね。
テレビを観た人は間違いなく全て彼が作ったと錯覚しそうですが
実際に建物や風呂や畑を作ったのは先代のお父さんや女将さんなわけで。
彼は丸々その遺産を受け取っただけなんですよね。
さすがに全て先代の手作りだ。
では演出上インパクトに欠けるので全て彼が手作りしたかのような印象操作が行われたのでしょう。
と言ってもやはりプロの演出です。
全て手作りだ。とは言っても
誰が
手作りしたのか?には言及してないのでヤラセでも虚偽でもないわけです。
ほんとそういうとこテレビってうまいこと騙し演出するよな。
せめて少しぐらい先代の功績に敬意を払った見せ方もあるんじゃないのかなあ・・・
そもそも情熱大陸自体がもうネタ不足って感じですよね。
そりゃ週に誰か一人無理矢理引きずり出してきたらそのうち
情熱的に会社の愚痴を語るその辺の酔っ払いサラリーマンでも出られるわ