嫉妬や妬みはエネルギーに変わる | 注文の多い蕎麦店

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仏教が根付いてる日本では嫉妬とか妬みとかの類いの感情は
ともすれば自分の人格を下げる賎しいもの。
と考えていかにしてそういう負の感情を抑制すべきか?
ということの鍛練が自己の人徳を押し上げるかのような道徳観が染みついてしまっているようですが。

僕が思うに嫉妬や妬みの感情は愛情や思いやり、自己肯定や競争心というプラスの感情と表裏一体であり。
マイナスの感情と考えられている嫉妬や妬みを抑制することで愛情や向上心というプラスの感情も喪失してしまうのは必然的な結果であると思うんですね。

若い子たちの間でも嫉妬したりするのはダサいしカッコ悪いし全然クールじゃない。
っていうのがスタンダードになってしまうと必然的に裏の感情である

人を愛することや他人に負けたくないという向上心も衰退していくので。
結果的に感情幅の狭い無表情無気力な人格が形成されていくという。
だから人間にとって大切な愛情や優しさ、思いやりという感情を無くさないためにも嫉妬や妬みを封じ込めてしまわないでただ。

方向を変えてあげればいい。

と思うんですね。
そのいわゆる負の感情を自分が成長するための動力や活力というエネルギーに変換してあげればいいんじゃないかと。
じゃあどうすればエネルギーに変えられるの?
っていうことなんですけど。

無責任な言い方ですがそれはもうこれからのそれぞれの人生の中で
ああでもないこうでもないともがきながらカッコ悪く泥臭く見つけ出していくしかないですよね。

だから本当にその人が好きなら誰かに獲られたくないという嫉妬から目をそらしてはいけないし。
本当にその仕事が好きならあいつのように上手にできないという妬みから目をそらしてはいけない。

その嫉妬や妬みを自分自身に落とし込んで自らを高い領域に押し上げてみよう。
嫉妬や妬みは他人を貶めるための材料ではなくて自分を成長させるエネルギーでもあるのだから←これ名言デレデレ