鬱は食生活改善で治る | 注文の多い蕎麦店

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先日「生きてるだけで愛」という映画を観たのですが。
簡単に内容を要約すると躁鬱症状を抱える女の子と
その子を優しく見守る男の子との恋愛映画なのですが。

人間的弱さを抱えながらも自由奔放に生きる主人公を生々しく演じた趣里さんと。
時に温かく時に冷酷に彼女に寄り添う少年の心情を淡々と演じた菅田将暉君の演技の対比が実に美しく。
僕自身の過去にも大いにシンクロするところがあったのでかなり感情移入してしまいました。

家族や恋人、友達に鬱症状の人を抱えてる場合。
周りの人間は無理に励まさないようにだとか決して頑張れだとかは言わないようにだとか。
かなり気を使って普段と変わらないように接しようとして逆にお互い神経を消耗してしまうことも多いと思うんですけど。

僕の経験上親しい関係に躁鬱症状を抱えた人がいるのなら。
余計な気を使わずにむかついたら叱咤してもいいし
悲しいのなら無理に笑わずに一緒に泣いてあげればいいし。
お互いに本心をさらけ出して感情の高ぶりのままにぶつかり合うべきだと思います。

そうすることは確かに体力を消耗するし仕事や他の悩みを抱えた中で更に疲弊することになるので
肉体的にはどっと疲労感が蓄積するのですけれど。
肉体的疲労は休めば回復するので精神的疲弊に比べれば全然立ち直りも早いんですね。

まあとは言っても根本的に鬱を治したいのならとにもかくにもまともな食生活に改善することです。
まともな食生活がまともな精神状態を醸造しまともな健康体を形成するのだから。
ごちゃごちゃ余計なことは考えずに不自然な食品を日常生活から排除してしまえば一発で治りますよ。
って言うかそもそも鬱なんて病気は存在さえしないのだしね。
あの時そこに辿り着けてたらなあ・・・とつくづく思いますが
あの時の泥水の中を這いつくばるかのような経験があったからこそ今の自分が存在するのだ。とも言えますしね。

まあそれなりに苦しい道も歩まなければ本物の道も見つからないということです。
何が本物か気づけないなら仕方ないですけど笑い泣き