サチモスが落ちモスに | 注文の多い蕎麦店

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Suchmosの新しいアルバムが出たので
めちゃくちゃ期待して勢い込んで聴いてみたらあまりにも・・・

暗すぎる

前二作がロックやジャズ、ソウルなんかをごちゃ混ぜにしたような
昔ドラゴンアッシュが颯爽と躍り出てきた時のような新鮮な感覚で非常にかっこ良かっただけに。
正直なところ。

なんじゃこれ

って感じですよね。
でもこれ明らかにテンション落としてこういうドス暗い雰囲気を確信犯的に醸し出しているのでしょうが。
そこにいったいどんな狙いがあるのでしょう?

それにしても人気のあるミュージシャンが解散とか事務所移籍を期に
がらっとイメージを一新してポップからダークな路線に変更する場合がよくあるんですけど。
例えば若者に大人気だったポップ歌手のYUIが一度引退してから復帰したバンドのフラワーフラワーとか。
これまた若者に圧倒的支持を受けていたワンディレクションが解散してソロ活動を始めたゼインとか。

明らかに売れる見込みのない内面的な暗い歌ばかり創って自己満足の方向に走るのは。
恐らく彼らはもともとそういう内向的な音楽性を持っていたのでしょう。
でも売れるためにプロダクションやレーベルの意向を汲んでやりたくもないポップ路線をひた走り
あれよあれよと言う間に自分のやりたいこととは違う方向へ。
っていうことだったんじゃないんですかね。

だとすればSuchmosも元々こういう自分自身に問いかけるような暗い内向的な音楽をずっとやりたかった。
ということなのでしょうか?
まあこの次の作品でノリノリサチモスでいくのか落ちモスを貫くのかで彼らの将来がはっきるするでしょう。
それまでにファンが離れなければの話ですけどね。

もちろん僕は離れます笑い泣き