タイでは日本人にお馴染みのシンハービールの他に比較的若者層に人気のレオビール。
そしてタイでは最も老舗のチャンビールの3社が競合しているのですが
ほとんど値段は変わらないにも関わらず僕はチャンビールしか呑みません。
その理由はシンプルに原材料です。
まず日本でも有名なシンハービールは麦芽とホップ以外に糖類(恐らくブドウ糖果糖液糖)、酸化防止剤が入ってるので
日本で言えばスーパードライみたいな軽い呑口でウケてます(タイでは氷を入れて呑むのが一般的)
次にレオビールは麦芽とホップ以外に米、糖類、乳酸、塩化カルシウム、酸化防止剤(亜硫酸塩、ビタミンC)、と添加物がいっぱい入ってますのでほんのり甘いし呑みやすく若者にウケるのですね。
日本でいうなら発泡酒のカテゴリーというかアルコールがなければ清涼飲料水の類に近いです。
そしてチャンビールはというと・・・
麦芽とホップのみ。
というシンプルかつ自然な原材料しか使用してませんので素朴な味わい(日本人やタイの若者にとっては不味い)
になるんですね。
日本では原材料に余計な物が入るほど税金が安くなるという不健康酒税法を採用してますのでまともなビールほど高くなる傾向がありますが(そのうち酒税法も変わると思いますが)
タイのビールは原材料による税金の差がないのでチャンビールのようなまともなビールも同じくらいの値段で買えるんですね。
僕にしてみりゃチャンビール以外に何呑むの?って感じなのですが
そこまで気にしてるタイ人は恐らくほとんどいないと思います。
どうりでタイの平均寿命が
ちなみにタイではこのビール3社が酒類業界を独占してますので(ほぼ中国経営)
リキュールや蒸留酒など他の酒が市場に出回りにくい状況が常態化してます。
この裏の掟を破ってリキュール類の流通に手を出した人はひっそりと消されるそうです怖