6月は蕎麦の季節 | 注文の多い蕎麦店

注文の多い蕎麦店

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人間本来の生活を取り戻します。


え?
蕎麦って言えば新蕎麦が出回る晩秋とか真夏の暑い時期につるつるっといくのがベストなんじゃないの?
と思われるかもしれませんが僕的には蕎麦がベストの状態になるのは6月から7月にかけてだと考えてます。
あくまでも空調や室温をコントロールせずに自然な環境で。というのが前提ですけど。

うちのような小さな店舗ではどうしても製粉室を作れないので蕎麦を挽くのも打つのも厨房で。
という形になってしまうのですが。
となるとどうしても気温とか湿度で蕎麦の出来が微妙に左右されてしまうんですね。
もちろん僕が目指すしっとりふんわりとした蕎麦にするためにはある程度湿度が必要になってくるのです。
湿度が50%を切ると乾燥気味のぼそぼそした蕎麦になってしまいますし
逆に湿度が80%を超えるとべっとりのぺっとした蕎麦になってしまいます。
なので蕎麦挽き打ちともに湿度は60~70%くらいがベストですね。
というわけで6月から7月の梅雨時の湿度が正に蕎麦挽き打ちには最善の環境になるのです。

今週なんかは週末にかけて正に蕎麦日和!
さあ雨が降って蒸し暑い日は蕎麦屋にでかけよう(=^ェ^=)