木津川に韃靼そばの蕎麦切りを出す店があると聞いて早速行ってきました。
予想に反してしっかり繋がった普通の蕎麦に見えますね。
いざ口に含んでみると・・・
うん！確かに微かに韃靼蕎麦の良い香りが！！
でもこれくらいなら普通蕎麦でいいよな(^ ^;)
何でも韃靼蕎麦は１割くらい混ぜてるだけで後は信州の普通蕎麦だそうです。
だったらやっぱり普通蕎麦だけでいいよな(;´ω｀)
蕎麦湯が黄色いのは面白いですけど。
木津川まで来たので若い頃１０年近く住んでた生駒まで行ってみることに。
やっぱり１５年も経つと道はがらっと変わってますよね。
飲食店なんかはほとんど入れ替わってるし・・・
でもここのパン屋さんは昔のまま。
美味しいところは変わらず続いてるというのは何か嬉しいですね。
昔住んでたボロアパートにも寄ってみました。
もちろん無くなってるよな？って予想してたんですけどね・・・
まだありました。
ほんとはね。無くなってて欲しかったんですよ。それを期待してたんですけどね。
何ていうか・・・青い時代に１０年も住んでたあのアパート。
それが新しく建て替わってることを確認してリセットしたかったんですよ。
何を？
あの時の罪も過ちも美徳もささやかな幸福も無為な生活も全てをひっくるめて過去に流してしまいたかったんでしょうね。
でもあのアパートはまだそこに確かにありました。
そうかあ・・・まだあんのかあ・・・・
そう独りごちてみたものの溢れ出てくる感情を抑え切れません。
そうかあ・・・まだそこにあったのかあ・・・
結局ね。
人生なんてそう易々とリセットなんてできないんですよね。
もちろん上書きも出来ない。
過去は過去。今は今。
そして過去に今を積み重ねることによってしか未来は生まれないんですよね。
重ねるだけであって決して消えることはない。
だったらその消えない想い出も消してしまいたいような愚かな過ちも消えて欲しくない揺ぎ無い感情も。
その全てを受け止めてその一切合財を背負って生きていくより仕方ないんですよね。
そう思うとね逆に肩の荷が下りたような気がします。
そうかあ・・・まだそこにあんのかあ・・・
そう。決して消えることはないんだからきっちり背中に背負ってまた一歩ずつ積み重ねていかないとね。
その積み上げた重さの分だけきっと人として成長できるのだから・・・
背中結構小さいけど大丈夫かな（≧∇≦）