セカンドキャリアの課題と向き合う 手打ち蕎麦雪花(福井・敦賀) | 蕎ばログ

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蕎麦屋が蕎麦屋を食べ歩く。一般人とは異なる同業者としての視点でシビアに鋭くタブーに突っ込みます。
技術や味云々よりも料理や蕎麦に対する信念、哲学、お客様への配慮等そういった方面から観察したいと思います。


2024・5月訪問

ゴールデンウィークの狭間の平日。

朝一で若狭小浜へ買い出しに行くも鮮度も落ちる上にいつもの倍の値が付いてるという汗

 

結局無理言って生簀の活け蛸と他所に回す予定だった鰆をおすそ分け。

もちろん普段の倍値です。

 

 

そのまま小浜で残りの買い出しを済ませ足を伸ばして敦賀まで。

 


 

北陸道敦賀IC近くの山裾という立地。
開店直後に伺いましたがほぼ満席でした。


 

外観内観ともに古民家ではなく普通の民家をそのまま利用した感じ。

普通にテレビも流れてる。


 

メニューはこちらのみ。

 


 

高齢の御夫婦で運営されてるので
サービス配膳共に結構ゆっくりした感じ。

鴨が見当たらなかったので天ざるで。

 


 

炊き込み御飯が強制的に付いてます。

天ぷら。

 


 

大海老2本いんげん茄子舞茸玉ねぎ。
市販の天粉のようなサクッとした食感。

そしてお蕎麦。


 

う、上になんか乗ってる汗

福井美浜町産自家製粉挽きぐるみ微粉60メッシュくらいの十割。
ほのかに蕎麦の風味も感じられるがやや物足りないか。
もしかしたら在来ではなくキタワセあたりなのかも。

その後も次から次へとお客さんが来られてもう配膳はてんやわんやのようだったんですが。
高齢にも関わらず一生懸命仕事されてるので誰も文句は言えない。

 

最終的には常連らしきおっちゃんが見るに見かねて片づけとか手伝っておられました。

 

たぶん普段はゆっくりした客足で何とかなるんでしょうが。

こういう連休とかオンシーズンになるとちゃんとオペレーション確立しておかないと

どうにも運営が周らないのが叩き上げじゃないセカンドキャリア組の課題なのかもしれない。

 

厨房(普通の台所)から客席まで距離もあるしなかなか大変そうでした。

一度思い切ってプロの意見も取り入れてみるのも一考かもニコニコ

 

手打ちそば雪花

福井県敦賀市谷25