全ての人に優しいサービスの徹底を そば切り川名(奈良・新大宮) | 蕎ばログ

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蕎麦屋が蕎麦屋を食べ歩く。一般人とは異なる同業者としての視点でシビアに鋭くタブーに突っ込みます。
技術や味云々よりも料理や蕎麦に対する信念、哲学、お客様への配慮等そういった方面から観察したいと思います。


2024・4月訪問

近鉄奈良線新大宮から徒歩すぐの賑やかな立地です。
駐車場あるようですが分からなかったので近くのコインPへ(相場1時間100円)。

外中共にモダンな店構えで駅からも近いので居酒屋使いとしても利用されるのかも。


 

メニューはこちら。


 

昼のセットもの。


 

限定で湯葉も。

 

 

いつもの鴨汁にしようかと思いましたが
何を血迷ったか衝動で


 

マグロ丼のセットを十割で。
小さいサラダも付いてました。

マグロ丼。

 


 

いたって普通。

奈良にまで来て頼むものでもなかった。

そしてお蕎麦。


 

茨城県産常陸秋蕎麦と福井在来のブレンド自家製粉抜き実微粉の十割。
抜き実にしてはかなり短い。
ほんのり爽やかな蕎麦の香りも感じられるがやはり物足りない。

福井だけならもう少し味引き出せるかも。

お皿が丼状なので必然的に最後は


 

底に水が溜まる。

平日昼時でしたがゆったりした客足でした。
場所的に夜のほうが需要あるのかもしれませんね。

あとから外国人のお客さんが一人で来られたんですが。
英語メニューがないので注文に手間かかってました。
たぶん場所的に外国人これが初めてじゃないだろうしなんで英語版用意しとかないんだろう?
ここは日本だお前らも日本語勉強しろっていうのはあまりにも理不尽。

 

そば切り川名

奈良市芝辻町4丁目1−4

 

食後久々に奈良市内へ。

 

 

奈良駅もすっかり外国人でいっぱい。

 

 

中谷堂に集まってるのもほぼほぼ外国人でした。

 

 

そして猿沢池へ。

 

 

地元では嵐山と同じでカップルで来ると必ず破綻するという都市伝説があります。

普通は大体いずれ別れるもんやけどな笑

 

 

そして奈良公園へ。

 

 

普段俊敏な野生の鹿しか見てないので

逃げない鹿は違和感しかない笑

 

 

東大寺付近はやはり人が多い。

 

 

それにしてもこれだけ鹿がいれば

わざわざ罠を仕掛けるまでもないんだが笑

 

 

そこら中糞だらけなので歩くときは気を付けて。

 

 

若草山。

 

 

東大寺は外国人と学生でごった返してました。

 

 

同じくらいの数だけ鹿もいる。

 

 

南大門。

 

 

ここは空海が東大寺の別当時代の住居だった真言院。

 

 

もちろんそんなことは誰も知らないのでいつも静かです。

中に入るのには予約が必要。

 

興福寺は工事中でした。

 

 

国宝の南円堂。

 

 

この日は文殊会で浄教寺には興福寺に納める額縁が。

 

 

稚児行列とともに興福寺に向かいます。

 

 

稚児衣装は外国人も興味津々でした。

 

 

ちなみに文殊はサンスクリット語で美しいという意味のマンジュに

漢字を宛がったもの。

本来文字と言う意味はないので後天的な儀式か。

 

 

そして奈良国立博物館へ。

 

 

目的は空海展。

 

 

空海個人に焦点を当てた展覧会を開けるのも奈良だからこそ。

さすがに外国人はほぼいませんでしたがそこそこ人気でした。

 

中は写真撮影不可だったんですが唯一撮影可だったのが

 

 

なぜか文殊菩薩像という縁。

 

それにしてもすっかり外国人観光客に占拠された感のある奈良市内でしたが。

なんかどっかに似た空気がするなって思ってたんですけど。

 

タイのチェンマイに似た感じになってきたような。

そのうち外国人をターゲットにした店がどんどん増えてきそうですが

為替レートなんて水物なのでしっかり地に足付けた営業が大切かもしれません。

 

あまりにインバウンドに偏るのは危険なので

長い目でゆったり先を見据えた地道な生活を心掛けたいですね。

この鹿のようにニコニコ