アトラクションを支える丁寧な仕事 出石皿そば近又(兵庫・出石) | 蕎ばログ

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蕎麦屋が蕎麦屋を食べ歩く。一般人とは異なる同業者としての視点でシビアに鋭くタブーに突っ込みます。
技術や味云々よりも料理や蕎麦に対する信念、哲学、お客様への配慮等そういった方面から観察したいと思います。


2024・3月訪問

こちらも出石中心部の観光立地。
出石の中でも一番人気なのかいつも行列が出来てます。

平日昼2時前でしたが5組待ち。

結局15分ほど待って入店。


 

奥は新築改装したのか綺麗な中庭が。


 

メニューはこちらのみ。

 


 

他のお店と同じく出石共通。


 

ちなみに50皿を30分で食べられれば
1年間無料になるらしいが。
 

そんな奴おらんやろ〜って

こだまひびき並みに思ったら


 

すぐ隣にいた・・・

でも・・・

絶対早死にするぞ笑

さっき食べたばかりだしまだまだ生き続けたいので7皿で。


 

山形産最上早生と富山の在来種を半々ブレンド。

 


 

こちらも石抜き磨きからの完全自家製粉の挽きぐるみ60メッシュくらい。
2割繋ぎが入ってるのでぷりぷりした食感。

玄らしい風味は感じられるが旨味自体は浅い。

食後店主さんに製粉室見せてもらいました。

 

めちゃめちゃ奇麗。

道具をしっかり管理できるところに間違いはない。


ここはとにかく枚数重ねる仕掛けが見事だし
従業員もノセるのがうまい。
味そのものよりもアトラクション的な意味合いで人気なのかもしれないが

それを支える丁寧な仕事があるからこそ変わらず続けていけるのでしょう。

いずれにせよ出石の中では特筆べき店舗なのは間違いない。

 

出石皿そば近又

兵庫県豊岡市出石町本町99

 

 

食後出石神社へ。

 

 

こちらは日本でも珍しい新羅の王子を祀った渡来系の社。

 

 

空海以前のかなり年季の入った神社です。

 

 

神社の裏に原生林広がってました。

 

 

間違って踏み入れると祟りがあるそうです。

もしかしたら新羅のお宝埋まってたりしてチュー