男一人小洒落たカフェでガレットを ヌフクレープリーneuf creperie(京都・御所南) | 蕎ばログ

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蕎麦屋が蕎麦屋を食べ歩く。一般人とは異なる同業者としての視点でシビアに鋭くタブーに突っ込みます。
技術や味云々よりも料理や蕎麦に対する信念、哲学、お客様への配慮等そういった方面から観察したいと思います。


2024・3月訪問

もう春がすぐそこですが京北は朝から季節外れの積雪。

 

 

一転峠を越えて亀岡へ出るとすこぶる快晴。

 

 

これが天界と下界の違いか笑

 


 

買い出しの後京都市内へ。

この日は和泉式部の命日ということで誠心院へ。

 

 

新京極のど真ん中で何度も何度も通り過ぎてますが

たぶん入るのは初めて。

 

 

平安時代の歌人と言えば紫式部ばかりクローズアップされますが

和泉式部も才色兼備の人気ものだったそうです。

 

 

 

中に入ると法要の真っ最中で無駄に長い能が奉納されてました。

 

 

裏には和泉式部のお墓も。

ラウンドワンが邪魔見事な借景である。

 

 

 

そしててくてく歩いて。

無駄にデカい立派な京都市役所。

 

 

そして御所南の人気クレープリー屋さんへ。

 

 

小洒落たハイソな店が集まる京都御苑の南側。
市内では地価も高いほうで街自体に活力が溢れてる。
外国人観光客は少なめなのでゆっくりしたい地元人にも人気があります。


 

店内は京都の町家特有の間口は狭く奥に長いスタイル。
2人掛けテーブルメインで20人入ればいい方というキャパ。
必然的にいつも行列予約必須のクレープリー屋さんです。

朝から雪の降った寒い平日の昼過ぎ一組待ちで10分ほどで入れました。
もちろん店内全て女子。
普通の男性ならたぶん戸惑うと思いますが

もう恥ずかしいとか周りの目線がという思考回路がぶっ飛んでる僕には

まるで意を介さない。

メニューはこちら。


 

基本全てドリンク付きのセットです。


 

限定デザートクレープリーとナチュラルワイン。


 

注文はモッツァレラとトマトのコンプレにコーヒーをセットで。


 

合い挽き肉のトマトソースたっぷりでかなりボリューミー。
普通に食事としても完結できる。


 

蕎麦粉はやはり福井産。
本格的なガレットで確かに蕎麦の風味(焦げた)も感じられる。

結局これ1枚で結構満腹になりました。
女子ならなおさら満足度は高いでしょう。

ただし手狭なキッチンで料理提供までに結構時間かかります。
予約も含めて時間にゆとりあるときがベター。

 

ヌフクレープリー neuf creperie

京都市中京区山中町550−1

 

 

それにしても京都市内は外国人でいっぱい。

 

 

もちろんこの後桜のシーズンに向けてさらに怒涛の観光客ラッシュを迎えることになるのですが。

 

 

安物買いで買い叩かれるだけじゃなくて

日本の高品質な技術を適正価格で提供していきたいですね。

もちろん食事も含めて照れ