ある日、近所の安売りスーパーで発見し、
10個買いだめしておいた
寿がきやの「関西風うどん」が最後の一個になってしまい、
寂しさに、心が折れそうになってしまったので、
そうだ!鎌倉に行って、紫陽花でも見るべえ~と思った
やってきたのは、江ノ電の極楽寺駅から歩いて数分の
成就院という真言宗のお寺である
ところが、連日の暑さのせいか?紫陽花が少し疲れているように見えた
こんなに暑いなんて聞いてないよ~、と紫陽花が言っているように見えた
この成就院のいいところは、
高いところに行くと、かすかに由比ガ浜の海岸が見えること
ここに来るたびに、ああ~海が美しい、、、と思う
このお寺の前の道を鎌倉側に歩いていくと、
この紫陽花を背にしたクラッシックな郵便ポストの隣にある
「力餅家」というお団子屋さんがあるのだ
意外なことだが、僕はその力餅を食べたことがない
鎌倉市内に生まれて、そこで育ったのだが、
何となく地元の名物って、食べずに過ごしてしまうよね
そんなわけで、殻をやぶり、昨日食べてみた
うん、実にうまい
しかし食べながら、これは伊勢の赤福とどう違うのだろう?
と思った
寒川の八角餅との違いも、いまいちわからない
形が違うが、餅にあんこが乗っているのは同じである
お店の人に伺ったところ、この権五郎力餅は、江戸時代からこの形で売られているという
そういえば、伊勢の赤福も寒川の八角餅も、江戸時代の創業らしいから、
あの時代に、餅にあんこを載せたお菓子が流行ったんだろうな
峠を越えて、ちょっと疲れたところに椅子があって、お茶とあんこのお菓子を出してくれる店があったら、
ふらっと入っちゃうよね
江の島は江戸時代からの観光地で、農閑期には江の島の弁天様に参拝にいく人が多かったらしいけど、
今と違って東海道線も走ってないわけだから、歩いて行ったんだもんね、庶民は
殿様や姫様は、籠に乗って行ったんだろうけど
そこをさらに進むと、海が見えたので、
ちょっと海岸散歩
でも、長時間歩くのはやめておく
なぜならば、
暑いから
そしてとうとう歩くのが、いやになってしまったので、
江ノ電に乗って、
藤沢へ
久々に、藤沢市民のソウルフード、
古久家に行って、
定番の「特製やきそば」を食べた
この麺が好き
今や62歳の僕が、3歳のころから母親に連れられて、
この古久家でやきそばを食べたことは、すでに何度かこのブログに書いたことであるが、
高校時代、友達と食べに行ったことも何度もあった
そういう思い出が混ざっているので、うまいのであるから、
フラっと一見さんが食べに行って、うまいと思うかどうかはわからない
でも、平日の午後2時に行っても行列ができていたので、
うまいと思うのは僕だけではないだろう
そんなふうに、僕の月曜日は過ぎていったのだった
では、また