立原 道造
といえば、中也と同じく四季派の詩人で
26歳で夭折してしまった人だ
草に寝て(抜粋)
それは 花にへりどられた 高原の
林のなかの草地であつた 小鳥らの
たのしい唄をくりかへす 美しい声が
まどろんだ耳のそばに きこえてゐた
──しあはせは どこにある?
山のあちらの あの青い空に そして
その下の ちひさな 見知らない村に
この若き詩人が描いた絵が、これ↓
東大の建築科卒業と言うエリートで、詩が書けて
絵もうまい
中学生のころ、嫉妬したものだ
こんなすごい才能がいろいろあったら、いいよな~
でも、26歳で死んじゃうのは、ちょっとイヤだな
せめて40歳ぐらいまで生きていたいな
と、そのとき思った
だが、気がついたら54歳になっていた(笑)
ま、そんなことは、実はどうでもよくて(笑)
今日、吉野家でスタミナ丼を出していることを発見
あの元祖のスタ丼の店に比べると、吉野家が洗練されたオシャレな店に見えるから不思議だ
玉子の黄身と白身を分ける道具もついてくる
ああ~吉野家ってステキだな~
味もどこか洗練されている感じだ
だけど食べたあとのニンニク臭は、元祖より強い
ところが、どこか物足りない
なんだろう?
この満たされない感じは、、、
食後の一服をしているときに、気がついた
並盛だと量が少ないのだ
やはりスタ丼のすごさは、あの量にあったことを思い知らされた
スタ丼は並でも、量が多い
まあ、値段も高いから、吉野家では大盛りにすればいいのだが
なんとなく納得できない
──しあはせは どこにある?
僕の場合それは、、、
ああ~、おなかいっぱいだぁ~
と思う瞬間に、あるのかもしれない
だから僕は詩人になれなかったのだろう
だが、がんばって、詩を書いてみよう
♪満腹だ満腹だ
スタ丼食べたら満腹だ
幸せだ幸せだ
眠たくなっちゃうよ
これから人に会うんだよ
お口の中はニンニク臭
歯磨きしたって消えないよ
食べなきゃよかったな
( 満腹の唄 春乱 )
では、また