ビートルズが出した唯一のライブアルバム
発売されたのは、たぶん1977年
それが良い音質になってCD化されて発売されたそうだ
まだ聴いてないけど、ちょっと期待してる
1977年に出たアナログ盤のジャケットは、これ↓
1977年といえば、ビートルズ解散の7年後ということになる
当時僕は中学3年で、友達とこのライブレコードを予約しに、当時存在したレコード屋「湘南レコード」に、行ったのだ
あのころは毎日楽しくて、刺激的で、映画を見ては感動して、音楽を聴いては感動してた
2万円のフォークギターを買って、毎日必死になって練習してた
学校の音楽室の倉庫に、そっとギターを置いておき、放課後それを出しては
友達と練習してた
(いつしかそれがバレて、ギターを持って帰ったけど)
I FEEL FINE のイントロを練習したら指が痛くなったから、医者に行ったら脱臼してた
でも、ギターの練習はやめなかった
今じゃ、信じられない熱中ぶりである
ジャケットの内側のこんな写真にも興奮してた
ライブのビートルズはかっこいいのだ
なにせポール・マッカートニーが左利きだから
四人のステージは、翼を広げたようになるのだ
そして、このライブレコードを聴いて驚いた
なんたって、演奏の最初から最後まで女の子たちの歓声が、ものすごくうるさいのだ
よく叫び続けていられるもんだな~と思った
さすがアメリカの女の子は体力あるな!と思ったのだが、
その後聴いた武道館の日本公演も同じようなもんだった(笑)
そんなアイドルグループでありながら
社会現象にもなり
ポピュラーミュージックをガラッと変えてしまった革命的ミュージシャンでもある
ビートルズがデビューしたころのアメリカのポピュラーミュージックを聴いたことがある
代表的なのは大ヒットした男女デュオの「ポールとポーラ」
「へいへいポーラ、君と結婚したいよ
へいへいポール、私もよ」
なんて、歌である
正直、まじめに聴いてたら、途中で寝ちゃうような曲だ
それを聴いたあと、すぐさまビートルズの「プリーズ プリーズ ミー」をかけると
どれだけすごいか、よくわかる
今、聴いてもすごいらしい
今、ビートルズにのめり込んでる中学生を知っている
だったら、リアルタイムで聴いてた当時の少年少女たちにとって、どれほど刺激的だったか想像に難くない
1977年当時は、日本ではベイシティー・ローラーズが流行ってた
同じクラスの女子が、雑誌の切り抜きを集めてはキャーキャーやっていたのを覚えている
このレコードのジャケットの裏側には、
ビートルズのプロデューサーのジョージ・マーティンの一文が載っている
9歳の彼の娘が
「パパはビートルズのレコードを作ってたんでしょ?。ねえ~、ビートルズってベイシティ・ローラーズみたいにグレートだったの?」
と聞いた
それに彼はこう答える
「いや、それほどじゃなかったよ」
”今は、これでいい
説明などしなくても、そのうち彼女は知るだろう
ビートルズが、他に比べられるものがいないほどの
偉大なアーティストであることを”
あったりめ~だ!
ベイシティなんかと一緒にされてたまるかよ
と、中学生だった当時、思ったものだった
それにしてもこのライブを聴いて思うのは、
こんな大歓声の中で、よく演奏できたもんだってこと
ビートルズの曲を演奏したことがある人はわかると思うけど
意外に難しいのだビートルズは
しかも楽器を弾きながら歌うんだよ
ハモリも難しいし、ベースは何やってるのかよくわからないし
ジョン・レノンのリズムギターをマネしても、あのノリは簡単には出せない
中学生の僕たちには、とても無理だった
よく大人たちに、ビートルズなんて単純でくだらない音楽だ
なんて言われたけど、
どこが単純でくだらないのか説明してほしかったよね
歌詞だって、 I love you. とかばっかりだろ?
なんて言うやつがいたけど、
ほんとに、、、、、
「読んでから言え!」
と言ってやりたかった
はっ!
いけね!
ついつい熱くなってしまった(笑)
さっきまで疲れてたのに、
なんだか元気になっちゃったよ
では、また