2020年、コロナウイルスの感染拡大により、世界中が動乱の時代に突入した。
それに伴い、これからの時代に必要(?)な、新しい価値観を唱えるインフルエンサー的存在の人たちも爆増した。
その中でも声高々に唱えられてるのは、ウィズコロナやアフターコロナという考え方だ。
これらは一言でいうと、コロナ中・コロナ後の新しいライフスタイルや価値観を取り入れよう的な提案だと思う。
だけど、ぼく的にはそういったインフルエンサーが唱えるウィズコロナ・アフターコロナに耳を傾けるのは、かなり危険な行為だと思っている。
というのも、こんな先の読めない時代に、唯一の正解なんてないからだ。
ましてや、ぼくらと同じ「ただの人間」が言ってることが、必ずしも正しい思想だとも思えない。
進路で迷ってる受験生が、親や教師の意見に耳を貸すのと同じような感じだと思う。
親や教師もまた人間なので、どの進路が本当に正しいのかは、進学してみないことには分からない。
というか、「正解」を探しているから、精神的にしんどいのだ。
ぼく自身、メンタル弱めの人間なので、つい影響力のある人の意見を信じがちである。
現代は誰もがスマホを持ち、ネットにもSNSにも、24時間365日アクセスできるからこそ、膨大な情報や感情が流れ込んでくる。
インフルエンサーの言葉だけでなく、その他大勢の群衆の不安や怒りなどのネガティブな言葉も、否が応でも入ってくる。
それらは、まるでウイルスのように。
つい先ほど、ぼくはとある曲を聴いて、このことにハッと気付いた。
それは、アニメ『BEATLESS』のオープニング曲だ。
このアニメは。人間とAIの共存についての物語で、歌詞もそれにリンクしている。
が、この歌詞は、今のウィズコロナやアフターコロナの流布にも繋がってることだなと思った。
僕らの未来が
正解というカタチになれなくても
今触れたいと想う気持ちだけでいい
誰かが描いたプログラム通りに決められないで
「意味」なら繋ぐ手の中
GARNiDELiA『Error』より引用
結局、未来のことなんて誰にも分からないし、唯一の絶対なんてない。
ぼくも、もしかしたら明日死んでしまうかもしれない。
だからこそ、他人から決められたプログラム通りに生きるのは嫌だ。
ウィズコロナもアフターコロナも、どこかの他人が決めた「プログラムコード」の一つでしかない。
それを信じるも信じないも、自分の自由だ。
であるならば、ぼくは例え「正しくない」としても、自分が信じる道を進みたいと思う。