今日はクマさんが倒れた原因についてお届けします。
3月19日の早朝、
「グォー!グワァー!」という
うめき声がトイレから聞こえてきました。
そう、クマさんはトイレで倒れたのです。
「助けてくれ!体が動かない…」
「脳梗塞だ!!」
咄嗟にそう思いました。
運び込まれたのは、くも膜下出血の治療で
今でも通院している総合病院。
脳外科の担当医もいるので、ホッとしました。
でも救急車の中で気になる一言が…。
「脳梗塞も疑われますが、頸椎をやられているかもしれません」
「頸椎ってどこだっけ…、頸椎捻挫で体が麻痺するんだろうか…」
病院でMRIを撮る間、スマホで頸椎について調べてみましたが
具体的にどうなるのか想像できません。
その日、当直医として最初に診察してくれた脳外科の先生も
「脳には異常が見られないです。
麻痺は脊髄損傷からくるものと思われます」
と言います。
脊髄損傷?
トイレで倒れただけで、脊髄は傷つくものなんだろうか…。
そもそも脊髄って、どこにあるんだっけ?
その後、整形外科の先生に診察がバトンタッチされ、
クマさんの本当の病名が明らかになりました。
倒れた原因は
迷走神経反射 いわゆる失神でした。
その時、トイレの壁に顔を打ち付け、首がグッと曲がり
脊髄を傷つけてしまったようです。
これが普通に曲がっただけなら大丈夫だったかもしれませんが、
クマさんの場合は、別の病気が脊髄に害を及ぼしていました。
その病名こそ 「後縦靭帯骨化症」
このときはじめて難病を抱えていることが分かったのです。