【くも膜下出血】集中治療室では食事をとることもできるのです | 物語ライティング大隈明子の個人ブログ

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長時間に及ぶ開頭手術を受けたクマさんは

その後、集中治療室に移されました。

 

しばらくは絶対安静ということで

寝顔しか見ることはできませんでしたが、

息をしていることは確か。

 

生きているんだな~と、しみじみ思いました。

 

翌日、会話ができるというので

義父母と一緒に集中治療室の中へ。

 

キャップに割烹着のような衛生着、

マスクを身に着けて中に入ります。

 

このときは、本人の記憶も会話もかなりはっきりしていました。

 

「俺、くも膜下になっちゃった。

 携帯持ってきてくれ、会社に電話するから」

 

そして、しきりに病衣の胸のあたりを探るしぐさをします。

 

これは胸ポケットにタバコがないか

無意識に探しているんです。

 

そう、クマさんが倒れた原因の一つに喫煙もあるんです。

動脈瘤、高血圧、ストレス…すべてが重なってしまったんですね。

 

     ◆◇◆◇◆◇◆

 

さて、集中治療室でのクマさんですが、

頭はともかく、体は元気なので

3日目にはベッドで食事をとることもできました。

 

えっ!!ここで、そんな普通の食事していいの?( ̄□ ̄;)

 

頭や腕にいろんな器具を付けながら

自分で箸を持って食事をとる姿に、正直びっくりしました。

 

しかも完食!!∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

 

なんだ元気じゃん…( ̄_ ̄ i)

 

このままいけば、すぐに退院できそうな雰囲気。

 

しかし、くも膜下出血との本当の戦いは

集中治療室を出てから始まったのでした。


 

明日は、患者が避けては通れない

記憶障害についてお届けします。