調子はいかがですか。アトピー宗気堂です。
◉ はじめに。
アトピー性皮膚炎を改善させる為に、脱ステロイドや脱保湿をされた方の中には、アトピーが完治までには至っていないと感じている方もいらっしゃると思います。
という事で、脱ステロイド、脱保湿をされた方でアトピー性皮膚炎を完治させる方法はないかと情報収集されている方に、今回の投稿を参考にしていただきたいと思います。
尚今回の投稿は自律神経を調整させながらの、アトピー性皮膚炎改善方法です。
◉ アトピー、脱ステロイド、脱保湿とは?
アトピー性皮膚炎の方でも、脱ステロイド、脱保湿を知らない方もいると思いますので簡単に説明させていただきます。
今の所皮膚科によるアトピー性皮膚炎の治療は、主にステロイドや保湿剤を使用する事が標準治療となっています。
ですので、皮膚科に行かれるとステロイドや保湿剤を処方される事がほとんどになります。それに対して、ステロイドや保湿剤を使用しないでアトピー性皮膚炎を改善させる方法が、脱ステロイドや脱保湿となります。
◉ 自律神経とは。
自律神経の働きは本人の意識外にて作用する神経です。交感神経と副交感神経があります。交感神経と副交感神経を車で例えると、交感神経がアクセル、副交感神経がブレーキを考えてもいいです。
又は交感神経を昼に働く神経、副交感神経を夜に働く神経と考えてもいいです。どちらも大切ではあるのですが、交感神経が働き過ぎたり、副交感神経が働き過ぎたりと言うように偏った時に問題が生じます。
アトピー性皮膚炎の場合は副交感神経が優位になっている状態と考えてください。
◉ 副交感神経の作用機序。
✅ 生理的範囲
夜に副交感神経が優位になるのは生理的範囲となります。
✅ 非生理的範囲
一方で昼間に副交感神経が優位になるのは非生理的範囲となります。
※ 厳密には交感神経が昼、副交感神経が夜とは言えないのですが、わかりやすくする為の説明です。
◉ なぜアトピー性皮膚炎は副交感神経が優位になるのか?
✅ 副交感神経が優位になると言うことは、交感神経が劣位になっていると言うことでもあります。具体的には神経(交感神経)を使いすぎる傾向にある為、副交感神経が優位になると理解してもいいです。
◉ 副交感神経が優位な状態とは?
✅ 副交感神経が優位になると、食欲旺盛になりがちです。内臓は主に副交感神経支配(迷走神経)です。
✅ 副交感神経が優位になると、痒みの元であるヒスタミンが出やすくなります。
◉ 非生理的範囲内による副交感神経優位のアトピー症状。
✅ 夕方から夜にかけて痒い。
✅ 食後に痒い。
✅ 疲れると痒い。
✅ ホットすると痒い。
✅ 体が温まると痒い。
◉ 非生理的範囲内の副交感神経の改善方法。
✅ 良質の睡眠を摂る。
遅くても24時までに就寝する。寝具等で体を熱くしないのも必要です。
✅ 運動で汗をかく。
汗をかくと痒くなりますが5〜10位で痒みは治ります。
✅ 18時以降は食事をしない。
アトピー症状が辛いときは夕食抜きの2食が理想です。糖質は痒くなりますので摂り過ぎに注意です。
◉ まとめ
自律神経は意識的には改善しにくいですが、運動する事でも間接的ですが自律神経に影響を与える事ができますので、運動で汗をかいてください。
又、汗が出るべき時に出ないのは自律神経が正常に機能していない事になります。
この状態を改善させる為に、強制的でもいいですので汗をかいてください。汗を出さないと、永遠にアトピーの原因探しになる可能性があります。
それではまた👋
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◉ まめの「アトピー改善 豆知識」
自律神経を安定させるには生活習慣が大切です。
◉ 編集後記 汗をかくとアトピーがさらに痒くなる方が多いと思いますが、脱ステロイド、脱保湿をされた方は汗を出し切ると痒みが軽減することを実感すると思います。
◉ 市川市里見公園 藤&ツツジ