調子はいかがですか。
八木沼です。
今回のテーマはアトピーカッピングです。
◉ はじめに。
日々の治療で患者さんから、アトピーにカッピングは有効ですか?
と言う質問を頂くことがありますので、アトピー治療に於いての、個人的な考え方を投稿したいと思います。(美容目的等のカッピングは除く)
因みに当院ではカッピング療法は行っておりません。
◉ カッピングとは?
カッピング療法は吸い玉療法、吸角法などとも呼ばれ、東洋でも西洋でも行なわれてきた伝統的な身体治療方法で、ガラス容器にアルコール類を入れて燃やして皮膚にあてると吸いつき、その身体部分が鬱血(ウッケツ)状態になり、それが治療に役立つと信じられているもの。
とウキペディアに出ております。
◉ アトピーカッピングのメリット、デメリット。
(個人的な考えです)
✅ メリット
☑️ 浸出液が止まりやすい。
(脱ステロイド時の離脱症状に効果ある)
☑️ 瀉血( シャケツ)しやすい。
(瀉血を行うと血行促進やデトックスになる)
✅ デメリット
☑️ 鬱血(ウッケツ)しますので、瀉血しないとデメリットになる。(例えば血行不良)
☑️ カッピングの跡が残る。
☑️ だるくなることがある。(個人差あり)
◉ まとめ。
アトピー治療にカッピングを使用するのであれば、浸出液対策や瀉血目的に行うと効果があります。
ただし、瀉血目的のカッピングは現時点では、医師法に抵触する可能性がありますので、行っている所は少ないと思います。当院も行っておりません。
それではまた。 👋
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◉ まめの「 アトピー改善 豆知識」
カッピングのキットは個人でネット購入できますが、自己流による瀉血目的の場合は、お勧めしません。
◉ 編集後記。瀉血の別法
鍼灸には刺絡(シラク)という瀉血技法があります。刺絡は例えば血圧を下げる効果があると言われます。