八木沼です。
今回のテーマはホルモンについてです。
◉ はじめに。
アトピー性皮膚炎に使用するホルモン剤で、合成副腎皮質ホルモン( ステロイド)はご存知の方は多いと思います。
副腎皮質ホルモン(ステロイド)は、皮膚の炎症を改善させる効果がありますので、消炎効果は速攻性があります。
その他にも、アトピー性皮膚炎を改善させる為に、重要な働きがあるのが成長ホルモンです。
今回はアトピー改善に欠かせない、成長ホルモンについて投稿させて頂きます。
◉ アトピー改善に欠かせない成長ホルモンとは?
成長ホルモンは頭の中にある「下垂体」というところから、分泌されるホルモンです。
そして、成長ホルモンは、臓器を含めた体で行われている代謝を促進します。
ですので、皮膚の代謝も促進します。
又、肝臓では成長ホルモンを仲介する物質(ソマトメジン-C)が作られています。ソマトメジンーCは成長ホルモンの量を調べるときの指標になります。
◉ 成長ホルモンを正常に分泌させるには?
✅ 睡眠
睡眠の理想的な時間帯は、22時〜2時となります。
皮膚のターンオーバーが行われるのも、ゴールデンタイムと言われる、22時〜2時の間になります。
そして、この4時間は連続で睡眠が取れるか?というのがポイントになります。
✅ 脂肪
ホルモンの原料になる脂肪摂取も大切になりますので、動物性タンパク質も必要な栄養素になります。
✅ 肝臓
肝臓で成長ホルモンが生成されますので、普段から肝臓に負担をかけない事も必要になります。
アルコールや添加物、化学物質の摂取は、肝臓機能の低下を招き、成長ホルモンの精製が減じる事になります。
◉ まとめ。
アトピー性皮膚炎の改善の為に、例えば、脱ステロイドをすると一時的にリバウンド(離脱症状)が出ることがあります。
リバウンド症状が出ると、殆どの場合睡眠障害になることが多いです。
しかし、睡眠時間が連続で4時間取れるようになると、脱ステロイドのリバウンド症状が落ち着いてきます。
脱ステロイドのリバウンドも、睡眠時間が連続で4時間取れる様になると、脱ステロイドは成功する方が殆どです。
現在、脱ステロイドを継続されている方は、脱ステロイドを成功させる為にも、成長ホルモンを理解していただきたいと思います。
それではまた。
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◉ 編集後記 成長ホルモンに関わる肝臓のツボ👍指圧棒等で押してください。