八木沼です。
今回のテーマは保護膜( 皮脂膜)についてです。
◉ はじめに。
アトピー性皮膚炎は保護膜が正常に出来上がっていれば、汗をかいても痒くなりませんので、保護膜形成の対策について投稿したいと思います。
又、保護膜が正常にも拘らず痒みがある場合は、保護膜の乾燥による物ですので、主に食生活の改善が必要です。
尚、今回は保護膜が正常に形成されていない場合についての投稿です。
◉ 保護膜(皮脂膜)とは?
皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3層構造になっています。そして、保護膜(皮脂膜)は3層構造の皮膚を覆っている組織です。
◉ なぜ保護膜(皮脂膜)対策で良くなるの?
保護膜(皮脂膜)が正常であれば、外部要因によるアレルギー反応も最小限に抑えられます。
外部要因とは、汗、花粉、ダニ、化学繊維、化学物質等です。
◉ アトピー改善に必要な3つの保護膜対策。
その1: 瘢痕化( ハンコンカ)した皮膚は脱皮させる。
一度、瘢痕化した皮膚は脱皮させないと、新しい保護膜( 皮脂膜)を形成させる事はできません。
(瘢痕化した皮膚とは、正常な皮膚細胞ではなくなっている状態です。例えば、皮膚が硬くなったり、色素沈着している等です)
その2: 保護膜(皮脂膜)形成成分を保護する。
瘢痕化した皮膚を脱皮させたら、次に新しい保護膜(皮脂膜)を形成させる為に、保護膜を形成する成分を保護する必要があります。
保護膜を形成する成分は、皮膚ブドウ球菌、皮脂、汗、垢の4つです。
以上の4つの成分を保護するには、洗い過ぎない、塗布剤等を使用しない事が大切です。
その3: 保護膜が形成するまで痒み対策をする。
保護膜が正常に形成するまでは、皮膚を掻いて壊さないようにする必要がありますので、食生活等の改善で痒み対策をする事が、保護膜を正常に形成させる事になります。
◉ まとめ。
アトピー性皮膚炎の原因は、保護膜形成が慢性的にできずらいと言っても、過言ではないと思います。
保護膜(皮脂膜)形成が慢性的に困難になっている方は、今回の投稿を参考にして頂ければと思います。
それではまた👋
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