八木沼です。
今回のテーマはアトピーとお風呂です。
◉ はじめに。
アトピー性皮膚炎がある程度落ち着いてくると、入浴は可能なのですが、
場合によっては一度落ち着いたアトピー性皮膚炎を、入浴によって悪化させてしまう事もありますので、
今回の投稿を参考にしていただければと思います。
◉ お風呂で悩まない5つの対策。
✅ 塩素対策
塩素対策をしておきますと、皮膚のチクチク感が緩和され痒みが減少します。
塩素対策はシャワーヘッドや浴槽にビタミンCを使用すれば大丈夫です。
浴槽にビタミンCを入れる場合は、粉末のビタミンC( 小さじ一杯位)を入浴の1時間前に、入れてください。
✅ 合成界面活性剤対策
合成界面活性剤は皮膚の保護膜を壊す事がありますので、出来るだけ入浴の際は避けてください。
液体ソープ、シャンプー、リンス等に含まれていることがあります。
使用する場合は、固形石鹸や石鹸シャンプー等が良いです。
✅ 塗布剤対策
普段から塗布剤を使用している方は、脱保湿や脱ステが終了してから、入浴をするのが理想的です。
現在塗布剤を使用している方は、アトピーの症状によっては、入浴の回数を減らしたり、拭くだけにする等の対策も必要です。
✅ 糖質対策
普段から糖質が多めの方は、糖質制限をしてから入浴をしていただければと思います。
特に夜の糖質摂取は、入浴後に乾燥しやすくなります。
✅ 時間対策
入浴も食事の前後で肌の乾燥が変わる場合があります。
出来れば入浴は食前の方が痒みや乾燥が少なくなります。
◉ まとめ。
アトピー性皮膚炎を完治させるには、入浴のタイミングが大切になります。
皮膚の状態によっては、入浴を控えた方が良い場合と、入浴した方が改善する場合とありますので、
どちらが良いか迷った場合は、部分的に入浴してみて悪化しないようでしたら、全身入浴でお試しになっては如何でしょう。
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◉ 編集後記。
温泉に入る場合は、アルカリ性の泉質が乾燥肌には適しています。
侵出液が止まりにくい時に、酸性の温泉が効果ある場合もあります。♨️