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八木沼です。
今回のテーマはアトピーと脱毛です。
◉ はじめに。
アトピー性皮膚炎で脱毛のお悩みの方も多いですので、今回は眉毛の脱毛に関して投稿したいと思います。
眉毛の場所によっては、支配するホルモンが異なりますが、今回は男女共に脱毛しやすい外側1/3の脱毛についてです。( 甲状性ホルモン支配)
◉ 眉毛脱毛の基礎知識☝️
眉毛はホルモンの影響を受けていますが、眉毛の場所によってホルモン支配が異なります。
眉毛の内側2/3は男性ホルモン、その他の外側1/3は甲状性ホルモン支配になります。
今回は脱毛になりやすい眉毛の外側1/3(甲状性ホルモン支配)についての情報です。
ちなみに、眉毛脱毛の特徴として、男女問わず外側1/3が多いです。
又、眉毛内側2/3は男性ホルモン支配ですので、男性よりも女性の方が脱毛しやすいです。
この様なことから、女性の方が眉毛全体が脱毛しやすいです。
「メモ」 甲状腺の主な働き。
甲状腺は、食べ物に含まれるヨウ素材料にして甲状腺ホルモン作り、血液中に分泌するところです。
甲状腺ホルモンには、体の発育を促進し、新陳代謝を盛んにする働きがあります。
甲状腺ホルモンには、体の発育を促進し、新陳代謝を盛んにする働きがあります。
又、活動するために必要なエネルギーを作り、快適な生活を送るためになくてはならないホルモンです。
甲状腺ホルモンは多すぎても少なすぎても体調が悪くなってしまいます。(甲状腺ホルモン過多→バセドウ病。甲状腺ホルモン減少→橋本病)
甲状腺ホルモンは多すぎても少なすぎても体調が悪くなってしまいます。(甲状腺ホルモン過多→バセドウ病。甲状腺ホルモン減少→橋本病)
◉ アトピーによる眉毛脱毛の原因。
✅ ストレスによる中枢神経に原因。
アトピー性皮膚炎が原因でストレスになると、脳からの神経伝達が正常に機能しなくなりますので、
脳からの神経伝達を受信する甲状性ホルモン分泌に異常が出ますので、眉毛脱毛になります。
✅ 甲状腺に異常があり場合。
甲状腺に問題があると、甲状腺ホルモンが減少したときに中枢神経へ伝達が正常に機能しなくなり、結果として甲状腺ホルモンが減少して、眉毛脱毛となります。
✅ ヨウ素不足
甲状腺ホルモンの主原料はヨウ素です。ヨウ素不足になると甲状腺ホルモンを作れなくなり、眉毛脱毛の原因になります。
◉アトピーによる眉毛脱毛の症状。
甲状腺ホルモンの影響からの脱毛は、眉毛の外側1/3が薄くなってきます。
又、アトピー性皮膚炎の場合には、眉毛の外側( 眉尻)や内側(眉頭)が、特に痒いと言う特徴から、掻いている時に眉毛が抜けると言う現象もあります。
◉ アトピーによる眉毛脱毛の対策。
✅ ストレスが原因の場合
アトピー性皮膚炎がストレスの原因になっている場合はアトピー性皮膚炎の改善が必要になります。
アトピー性皮膚炎が改善して、ストレスが解消されると眉毛は再生しますので、慌てない事も必要です。
✅ 甲状腺に問題がある場合
甲状腺は血液検査で、甲状腺ホルモンや甲状腺刺激ホルモンの量を調べることができます。
又、甲状腺に異常があると、疲れやすい、汗が異常に多い又は少ない、暑がり又は寒がり、脈拍数が多い又は少ない等の症状が出ます。
◉ まとめ。
アトピー性皮膚炎があって、眉毛脱毛の症状がある場合は、殆どの場合はアトピー性皮膚炎を改善すると眉毛脱毛も解消されると思います。
但し、アトピー性皮膚炎が改善したにもかかわらず、眉毛脱毛は解消しない場合は、今回の投稿を一つの参考にしていただければと思います。
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