アトピー改善には脱保湿かな?と思ったらチェックするべき5つのポイント | 千葉アトピー治療専門鍼灸「宗気堂」

千葉アトピー治療専門鍼灸「宗気堂」

30年の経験から導き出されたアトピー専門療法。
[ アトピー宗気堂] 検索

調子はいかがですか。


八木沼です。


今回のテーマはアトピー脱保湿です。


◉はじめに。



アトピーがなかなか改善しないと脱保湿を試みる方もいらっしゃいますので、当院がお勧めする「脱保湿が必要な理由と対策」を投稿したいと思います。

尚、現在、保湿剤やステロイド等でアトピーが改善している方はスルーしてください。



◉ アトピー改善に脱保湿が必要な理由。





✅ 皮膚は排泄器官( ハイセツキカン)

皮膚は排泄器官ですので、本来の機能は体内にある要らないものを排泄するところです。

汗や体内に取り込んだ化学物質、添加物等を排泄するところです。

排泄器官ですので皮膚に何かを塗布すると言うことは、排泄物が体外に出辛くなります。

添加物や化学物質が皮膚を通して排泄されないと、痒みが出たり皮膚に色素沈着ができやすくなります。



✅ 皮膚には皮膚常在菌が必要です。


皮膚には、皮膚常在菌が生息しています。

例えば、皮膚ブドウ球菌、黄色ブドウ球菌、白癬菌等、皮膚常在菌が生息しているのですが、善玉菌、 悪玉菌を含めて皮膚の保護膜を作るには皮膚常在菌が必要になります。

ですので、薬や保湿剤を塗布すると、皮膚常在菌のバランスが崩れることになり、アトピーの原因にもなる「保護膜の形成不全体質」になりやすいです。

皮膚の保護膜を形成する4つの成分は、皮膚ブドウ球菌、皮脂、汗、垢です。


✅ 皮膚は必要であれば自ら保湿をします。


皮膚は本来乾燥すると、自ら皮脂という天然の保湿剤的成分を分泌しして、乾燥を防ごうとします。

しかし、保湿剤を常用すると皮膚は自ら皮脂を分泌しなくなります。いわゆる保湿依存症とも言い保湿剤を使用していないと乾燥する肌になります。




◉ アトピーを脱保湿で改善させる、5つのチェックポイント。





脱保湿で失敗しない様に5つのチェックポイントを参考にしてみてください。


✅ ステロイドや免疫抑制剤も止める。

脱保湿をする時は、ステロイドや免疫抑制剤等の塗布剤を止める必要があります。


✅ ステロイドや免疫抑制剤を止める際には、減ステ、減薬等は行わないで一気に止める。

ステロイドや免疫抑制剤を止める時も、塗布剤の量を少なくしたり、ステロイドを弱めにしてみたり、又は塗布剤の使用間隔を開けながらやめていくという事はしないで一気に止めるのも大切です。


✅ 市販の保湿剤や無添加、自然派等の製品も使用しない。


漢方系の塗布剤を含めて、一切使用しない事が重要です。


✅ アトピーの症状を落ち着かせてからの、脱ステ、脱保湿は現実的かよく考慮する。


体質改善をしてから、脱ステ、脱保湿するよりも、体質改善と脱ステ、脱保湿を同時に行う方が現実的です。

その理由は、ステロイドや保湿剤の軟膏でかぶれて痒くなる事がある為です( 接触性皮膚炎)


✅ 脱保湿と同時に可能な限り脱入浴をする。
( 温泉も含む)

脱保湿を成功させるには、脱入浴も必要です。

脱保湿は、ある意味皮膚を乾燥させて改善させる方法ですので、脱入浴は可能な限り行なってください。


◉ 脱保湿による3つのリバウンド対策。





脱保湿をするとリバウンドという、離脱症状が出ます。

個人差はありますが、生活に支障をきたす事も少なくありません、

脱保湿で失敗しない為にも、下記のリバウンド対策を参考にしていただければと思います。


🔲 出来れば自己流の脱保湿は行わない。


🔲 リバウンドによる日常生活の支障を考慮して、周囲の人々の協力を得られる体制を整える。


🔲 リバウンドが落ち着くまで、食生活や生活習慣の改善を継続する。




◉ まとめ。




アトピーを改善する為に脱保湿を行う時は、慎重に行う必要があります。

脱保湿のリバウンドは場合によっては、脱ステよりもリバウンド( 離脱症状)が強く出る事も少なくないからです。

脱保湿を試みてもうまくいかない場合は、脱保湿の対策に何か問題があって、脱保湿の行為自体は間違っていない事を念頭において、情報収集したり医療期間に脱保湿を依頼する事も必要と考えます。


それではまた。









◉ ライン友達登録はこちら👇





◉ まめの「 アトピー改善 豆知識」



脱ステや脱プロトピックをしても改善しない場合は、脱保湿が必要です。



◉ 編集後記。脱ステ、脱保湿に効果のある、ホルモン調整のツボ👍


ホルモンと肝臓は関連しますので、肝臓のツボを刺激してください。右側だけでいいです☺️