ホットした時に痒い!アトピー3つの対策。 | 千葉アトピー治療専門鍼灸「宗気堂」

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調子はいかがですか。
八木沼です。



今回のテーマはホットした時の痒み対策です。



◉はじめに。



アトピー性皮膚炎の痒みが出るタイミングで多いのは、ホットした時ではないでしょうか?

このホットした時に出る痒みのメカニズムを知っておくと、結果的にアトピー改善にもつながりますので、投稿を参考にしていただければと思います。


◉ホットした時に痒みが出る3つの原因。





✅ 自律神経の影響

ホットすると、自律神経は副交感神経が優位になります。副交感神経が優位になると血管拡張して痒くなります。

血管拡張して痒みが出やすいのは、血管が急に拡張するのが原因です。( ゆっくり拡張する分には痒みは出難いです)

血管が急に拡張すると痒くなるメカニズムは、血管の周辺から痒みの元になる「ヒスタミン」が出るからです。



✅ 皮脂の影響

皮脂も自律神経の影響を受けていますが、痒くなる原因は、副交感神経が優位になると、皮膚から皮脂が出やすくなり、さらに皮脂の成分が酸性に傾いていると痒くなりやすいです。



✅ 疲労の影響

ホットした時に疲れが出やすいですので、普段から慢性的な疲労がある方は、痒みが出やすいです。

メカニズムは、慢性疲労があると人間の体は「 敏感」になっています。敏感になっていますので、気温、衣服、汗等に反応しやすくなる為です。




◉ホットした時に出る痒み、3つの対策。





 自律神経対策。


副交感神経が優位になると血管が拡張するのは、アトピー性皮膚炎が出ていない人も同じです。

しかし、アトピー性皮膚炎の方は、普段からストレス等で交感神経が優位になっていて、血管の収縮が強い為、ホットした時、副交感神経が優位になった時の、血管の「拡張差」が大きくなります。

この血管の拡張差が、ヒスタミンを多く分泌しやすくなりますので痒みが出ます。ですので、普段からストレスを溜めないことが必要になります。


✅ 皮脂対策。

皮脂の成分が酸性に傾かないように、植物性油脂でトランス脂肪酸を摂取しない様にしてください。トランス脂肪酸は酸化しやすいです。


マーガリン、お菓子、菓子パン等には植物油脂が入っている事が多いです。

油ですとオリーブオイルやココナッツオイルですと大丈夫です。又、アマニ油、エゴマ油も加熱しなければ大丈夫です。

植物油はオメガ3やオメガ9がお勧めです。


✅ 疲労対策。

疲労が蓄積しない様にするには、良質な睡眠が必要です。出来れば普段から6時間以上の睡眠を確保出来るといいです。

又、内臓の疲労もありますので、食べ過ぎや夜食を多めに摂取するのは控えるのが理想です。夜食は少ないほど健康になります。





◉まとめ。



ホットした時に痒いのは、夜、布団に入って痒くなるのも同じメカニズムと考えていいです。


又、運動ができる方は定期的に行って、基礎体力を養っておくのも大切です。


それではまた。





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◉まめの「アトピー改善 豆知識」


運動で普段から毛細血管を拡張させる事も大切です。


◉編集後記。自粛生活による仮性近視解消のツボ👍


上顎の口の中、やや中心部に少し凸面の部分があります。(上図の赤い所)  この凸面に舌先を軽く当てたまま、目の運動をします。

初めに目を右に動かします。次に中心。次に目を左に動かします。そして中心。これで1クール。

目の運動は3クールでいいです。👀

注:目の運動は右から始めてください。又、歯の矯正をしている方は、適応外です。