長引くアトピー脱ステを解決する、3つの血流対策。 | 千葉アトピー治療専門鍼灸「宗気堂」

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八木沼です。
 
今回のテーマは、長引くアトピー脱ステ対策です。
 
脱ステが早期に終了する方や、長引く方がいますので、その違いについて投稿したいと思います。
 
 
◉はじめに。

 
 
 
アトピー性皮膚炎が、ステロイドで改善する方はアトピーの症状が治った時点で、自然とステロイドを使用しなくなります。
 
 
一方で、ステロイドを使用しても改善しない方は、脱ステを選択すると思います。
 
そして、アトピー性皮膚炎をステロイドを使用しないで治す事を、アトピー脱ステとも言います。
 
 
今回のブログは、アトピー脱ステを選択した時、 脱ステ期間が長引く原因に、血行不良がありますので、血行不良の原因、対策を投稿したいと思います。
 
 
◉長引くアトピー脱ステ、3つの血行不良の原因。

 
 
ストレスによる原因。
 
ストレスによって自律神経の影響から、血管が収縮して血行不良になります。また、アトピー症状による、痒みや痛み等がストレスの要因にもなります。
 
運動不足による原因。
 
脱ステの期間はリバウンドが出ているため、運動による汗は、アトピーの症状を悪化させる事がある為、どうしても運動を控えがちとなり、結果として血行不良になります。
 
 
 
塗布剤による原因。
 
塗布剤の種類によっては、血管を収縮して、炎症を抑える作用もあります。ですので、長期間の塗布剤使用によって、血管が収縮して血行不良になる事があります。
 
 
◉長引くアトピー脱ステ、3つの血行不良原因によるアトピー症状。

 
 
ストレスによる症状。
 
ストレスによって、慢性的に血管が収縮していると皮膚に栄養が行き渡りにくくなり、皮膚は硬くなります。
 
例えば、血行不良で髪の毛が硬く乾燥するのと、同じメカニズムです。
 
運動不足による症状。
 
運動不足による症状は、血管が収縮しているため、体は冷えます。冷える事で皮膚が乾燥して、痒みが強く出ることがあります。
 
塗布剤による症状。
 
塗布剤によって全ての血管が収縮しているとは限りません。反対に血管が拡張しているところもあります。
 
全体的には血管が収縮しているので、鬱血しているところが、炎症が強く出たり、痒みが強く出る事が考えられます。
 
 
◉長引くアトピー脱ステ、3つの血行不良対策。

 
 
ストレスによる血行不良対策。
 
ストレスによる自律神経の影響で血管が収縮している場合は、脊髄神経の運動神経と知覚神経を刺激して、血行不良対策をします。
 
例えば、運動神経を刺激するには、整体や運動療法が有効です。又、知覚神経を刺激するには、鍼灸が有効です。
 
鍼灸治療の狙いには、刺激を効果的に使用するというのがあります(刺激量で反応する値を閾値イキチとも言います)。
 
ですので、症状によっては、痛い刺激や熱い刺激が効果あります。言い方を変えると、痛くない鍼や熱くないお灸は効果がない場合もあります。
 
 
 
運動不足による血行不良対策。
 
運動不足の対策は、汗で痒くならないように、運動量をコントロールすることが必要です。夏であれば、冷房の効いた部屋で運動をする事でもいいです。
 
又は、手足にアトピーの症状がない場合は、手と足をお湯で温める事でも効果あります。
 
塗布剤による血行不良対策。
 
塗布剤による血行不良対策は、塗布剤の使用を控えるのが対策になります。
 
 
◉まとめ。

 
 
アトピー脱ステを自己流でされる方がいますが、脱ステの期間は早い方は数ヶ月、長くかかる方は数年という方もいらっしゃると思います。
 
脱ステの期間が長くかかっている方は、今回の投稿を参考にして頂ければと思います。
 
それではまた。
 
 
 
◉関連記事→アトピー脱ステ
 
 
 
 
 
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◉まめの「アトピー改善 豆知識」

脱ステのリバウンドは、ある意味体からステロイドが抜けた状態と考えて良いです。
 
 
 
◉編集後記  「リース手作り教室」後編
 
シダーローズを使用してリースを作ってみました🌹
材料 シダーローズ(ヒマラヤ杉の松ぼっくり)、葛、白樺樹皮、唐松松ぼっくり、松の木、流木、タコ糸、動物の置物
 

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