八木沼です。
今回のテーマは夜、布団に入った時に痒くなる対策です。
◉はじめに。
アトピーの特徴として、夜、布団に入ると痒くなるという方が多いです。
そこで今回のブログは夜、布団に入っても痒くならない対策を投稿したいと思います。
◉夜、布団に入った時に痒くなる3つの原因。
その1、湿度が高くなる。
布団に入ると湿度が高くなりその影響は、以下のようになります。
人間の体は体温が上がると、体温を調整する為に汗を出します。
この時に湿度が高くなければ、体から出した汗は気化します。汗が気化すれば体温は下がります。
体温が下がれば、その後は汗を出す必要がなくなります。
しかし、布団に入ると湿度が高いので、汗を出しても気化しづらいです。気化しないと体温が下がらない為、さらに汗を出そうとします。
結果として汗が多く出るので、アトピーの症状が出ているところが痒くなります。
その2、夜になると血管が拡張する。
夜になると自律神経の影響で血管が拡張します。血管が拡張すると体温が上がり、アトピーで炎症がある皮膚が痒くなります。
また、血管が拡張することから、血液成分の一部は血管の外に移動します。移動した血液成分は一時的に皮下組織に溜まることがあります。
皮下組織に水分が多くなると痒くなったり、アトピーが悪化する事があります。
その3、寝具、寝間着の影響。
寝具はナイロン性のマットレスを使用すると、汗を出した時に吸収しないので、体に汗が付着して痒みの原因になります。
また、パジャマ等の寝間着もナイロン性ですと、寝具と同じようになり痒くなります。
◉夜、布団に入って痒くなった時の3つの対策。
その1、湿度対策。
湿度対策は気温も高いようでしたら、冷房を使用するのも1つの対策になります。窓が開ける事が可能の場合は窓を開けてみてください。
汗は体温調整の為に出しますので、夕食を食べ過ぎて体温を上げない事も必要です。
特に糖質と動物性タンパク質は体温を上げますので、夕食を摂り過ぎないようにしてください。
その2、血管拡張対策。
血管拡張は自律神経が行いますので、意識的に調整は困難です。
ですので、皮膚の炎症が強く痒みが強い時は、保冷剤等で冷やして、一時的に血管を収縮させるのも効果があります。
その3、寝具対策。
寝具や衣服は出来る限り汗を吸収する物を選んで使用してください。
また、フローリングで寝る時は、寝具の下に空間が出来るように、スノコやベットで寝る事も効果あります。
◉まとめ。
アトピーは睡眠をしっかり取ることが重要です。睡眠をしっかり取れるようにするには、夜痒くない事が必須ですので、今回のブログを参考にして頂ければと思います。
それではまた。
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