八木沼です。
今回のテーマは、
手のアトピーと汗疱状湿疹( カンポウジョウシッシン)です。
◉はじめに。
手に出る湿疹、皮膚炎がアトピーの症状なのか、その他の症状なのか?悩む事があると思います。
今回の汗疱状湿疹( カンポウジョウシッシン)は、手のアトピーが出やすい方にも多くみられますので、参考にしていただければと思います。
◉汗疱状湿疹(カンポウジョウシッシン)とは。
汗疱状湿疹(カンポウジョウシッシン)とは、手掌・足底に痒みを伴う小水泡が出現する湿疹性の皮膚疾患です。
異汗性湿疹(イカンセイシッシン)指湿疹(ユビシッシン)とも言われます。また、汗疱(カンポウ)と言うこともあります。
◉汗疱状湿疹(カンポウジョウシッシン)の原因。
汗が皮膚からスムーズに出ないため、水疱の形として現れる事があります。
その他の原因として、金属アレルギー、慢性の副鼻腔炎・扁桃炎による病巣感染、禁煙が原因になる事があります。
又、ストレスや自律神経失調症も悪化要因になります。
◉汗疱状湿疹(カンポウジョウシッシン)の症状。
手掌・足底に小水疱が左右対称に出現する事があります。それを放置すると、乾燥してガサガサになります。
手だけでなく足に現れる事もあるため、水虫と勘違いする事もありますが、菌は存在しないため感染はしません。
また、水疱の出始めに、非常に強い痒みや不快感をともなう事があります。小水疱から大きな水疱になることもあります。
春に症状が出てきて、秋になると症状が消える事が多いです。
◉汗疱状湿疹(カンポウジョウシッシン)の対処法。
汗疱状湿疹が出やすい方は、皮膚が硬くて分厚い方に多い傾向です。
皮膚が硬くて分厚い為、汗が皮膚表面に出てこれなくて、水泡状になりやすいです。
皮膚が硬くて分厚くなる原因は、体が酸化していると考えてもいいです。
体が酸化するのは主に食生活が影響していますので、アルカリ性食品の野菜や青魚を多目に摂取して、酸性食品の糖質と脂質を摂り過ぎないようにします。
また、汗疱状湿疹が5月から10月頃に出やすい理由は、湿度に関係しています。湿度が高くなると汗が出やすくなる為です。
◉手のアトピーと汗疱状湿疹(カンポウジョウシッシン)の対処法。
アトピーの原因も、ある意味皮膚の酸化ですので、手のアトピーと汗疱状湿疹の対処法は同じと考えていいです。
つまり酸性体質になりやすい、糖質と脂質を摂り過ぎないようにしてみてください。
◉まとめ。
手のアトピーと汗疱状湿疹の、共通する原因と対処法を述べてきましたが、手のアトピーにはその他にも原因があります。
しかし、対処法は食生活から見直すのが基本となり、アトピー改善には欠かせない要素になります。
◉手のアトピーに効くツボ。三陰交(サンインコウ)
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◉まめの「 アトピー改善豆知識」
この場合は自律神経の調整が必要になります。セルフケアとしては、運動で全身から汗を出すようにする事も効果あります。
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