アトピー・脱ステによるリバウンドに負けない体を作る方法とは? | 千葉アトピー治療専門鍼灸「宗気堂」

千葉アトピー治療専門鍼灸「宗気堂」

30年の経験から導き出されたアトピー専門療法。
[ アトピー宗気堂] 検索



調子はいかがですか。
八木沼です。

今回のテーマはアトピー・脱ステです。

脱ステによるアトピー完治をお考えの方は参考にしてください。

尚、現在行なっている治療や、ステロイドでアトピーが改善されている方は、今回の投稿はスルーしてください。

◉はじめに。


アトピー性皮膚炎が、
✅ステロイドを使用してもなかなか治らない!
✅ステロイドが段々と強くなって心配だ!


脱ステしたいが、
✅リバウンドが心配だ!
✅脱ステの正しいやり方が分からない!

という悩みを、お持ちの方がいらっしゃると思います。

そこで今回のブログは脱ステを成功させる為の、予備知識として参考にして頂ければ思います。

また、自己流による脱ステは、リスクを伴いますので、出来れば治療や身の回りのことも含めて、ご自身のサポート体制を整えてから、脱ステを行なうのが理想です。

◉アトピー・脱ステリバウンドとは。


・リバウンドとは
薬剤の投与を中止したあとの、急激な病状の悪化とあります。

脱ステリバウンドの主な症状は、炎症、痒み、発火(紅皮症)があります。

◉アトピー・脱ステリバウンドに負けない体を作る3つの対策。


その1・脱ステリバウンドの経過を知る。

脱ステをすると殆ど場合はリバウンドしますので、リバウンドの経過を予め知っておくと、リバウンド症状が出ても、現在の症状を少し冷静に考える事が出来ると思います。

リバウンドの経過は主に「浸出液の時期」「カサブタの時期」「落屑ラクセツの時期」の3つになります。

「浸出液」から「落屑ラクセツ」までの期間は、平均すると3か月になります。(感染症対策と定期的な治療をした場合)


・リバウンド浸出液の時期

脱ステリバウンドで、初めに出やすい症状は浸出液が多いです。そして、脱ステリバウンドで1番辛い時期でもあります。

この浸出液の時期を、無事乗り越える事が出来れば、脱ステ成功に近づきます。

しかし、この浸出液の時期に脱ステを断念される方が多いのも事実です。

浸出液の時期は、リバウンド症状の、炎症、痒み、発火(紅皮症)が強く出る事と、感染症の不安が頭をよぎります。

ですので、感染症を含めた、脱ステリバウンド対策ができるサポートが必要になります。

そして、鍼灸は脱ステリバウンド対策が可能です。( 一応鍼灸院に確認してください)

・カサブタの時期

浸出液が止まると、次にカサブタの時期になります。場合によっては血液が出る事もあります。少しの間、カサブタが出来たり、剥がれたりする事があります。

・落屑( ラクセツ)の時期

カサブタが落ち着いてくると、次に落屑になります。落屑は皮膚が粉のように落ちてきます。ここまでくると皮膚を掻いても、傷にはなりません。

その2・食生活と体のケア。


脱ステリバウンドを少しでも軽くするために、食生活が大切になります。

というのもリバウンドの症状に、体が熱くなるというのがありますので、食事の量や内容によっては、さらに体を熱くする事があります。

体を少しでも熱くしないように、減食をして糖質を必要以上に取らないことも大切です。

体のケアとしては、手足を冷やさない事が大切です。足湯や手湯などで対策されるといいです。



その3・減ステと保湿はNG。



アトピー脱ステするときに、徐々にステロイドを減らしていく減ステや、体質を変えながら、脱ステロイドをする方法があるようですが、個人的にはお勧めしません。

脱保湿については、脱ステと同時に行った方がいいです。( 脱プロトピックもお勧めします)

脱ステして保湿剤は使用している方もいますが、脱ステは成功してもアトピーが治りきらない方が多いです。

◉まとめ。
アトピーの脱ステリバウンドは、場合によっては日常生活に支障をきたす事があります。

しかし、脱ステ、脱保湿をしないと、アトピー完治は難しいというのが私個人の考えです。

ですので、脱ステするタイミングを見計らってから、行うのも1つの方法です。


それではまた。




◉アトピー・脱ステに効果的なツボ。

胃のツボ「曲池」と大腸のツボ「足の三里」指で押したりお灸をするといいです。

このツボは体の免疫力を上げる効果があります。



◉関連記事→脱ステ



◉ライン友達登録お願いします。

友だち追加



◉まめの アトピー改善 豆知識」

脱ステリバウンドで感染症の「 蜂窩織炎ホウカシキエン」の症状が出た時は、抗生剤が必要な場合があります。


◉編集後記       

市川の梨🍐    1ヶ月前後で収穫出来そうです😀