八木沼です。
今回のテーマはアトピー体質の色素沈着です。
◉はじめに
※今回の投稿は分かりにくいと思いますので、最後の「まとめ」だけ読んでいただいても大丈夫です😅
アトピー性皮膚炎の方は、皮膚の痒みにお困りの方が多いのですが、その他にも皮膚の色素沈着でお悩みの方も多くいらっしゃいます。
皮膚の痒みが改善されても、色素沈着が残ったままで、色素沈着を改善する方法はないかと調べている方も多いと思いますので、今回の投稿が参考になればと思います。
◉色素沈着について
色素沈着とは生体内の細胞に色素が貯留し、色調が変化する事。
日焼け後の皮膚がメラニンの増加により、褐色に見えることなどとあります。
◉アトピー体質の色素沈着原因
・ステロイド( 副腎皮質ホルモン)について(このホルモンは副腎から分泌されます)
アトピー体質の方はステロイド( 合成)を使用した事があると思います。
そこで、ステロイド( 合成)が原因になるか?
結論から言いますと、色素沈着の原因にはなりません。
ステロイド(合成)はどちらかと言うと、色素沈着の原因になるメラニン産生を抑制させる働きです。
ステロイド( 合成)の色素に関する副作用は、色素の脱失ですので、色素沈着ではありません。
・副腎皮質刺激ホルモンについて(このホルモンは脳から分泌されます)
※ちなみに、副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンもあります。
副腎皮質刺激ホルモンはステロイド( 副腎皮質ホルモン)を分泌させるホルモンです。
ステロイド(副腎皮質ホルモン)は色素沈着を抑制するのですが、
副腎皮質刺激ホルモンは色素沈着の原因になります。
◉アトピー体質の色素沈着の症状
副腎皮質刺激ホルモンが多くなると、皮膚のこすれるところや関節部の皮膚が黒っぽくなります。
◉アトピー体質の色素沈着の対策
対策は副腎皮質刺激ホルモンが増えないようにすることです。
対策 その1
ストレスが副腎皮質刺激ホルモンを増加させますので、ストレス対策が必要になります。
時々体をほぐすのも効果あります。
対策 その2
副腎の働きが低下しないようにする。副腎は腰の奥にありますので、腰の奥の筋肉を、柔らかくするのも効果あります。
対策 その3
内臓に問題があって、副腎皮質刺激ホルモンが増えている場合もありますので、定期健診が必要な方もいます。(腫瘍から副腎皮質刺激ホルモンが増える場合があります)
◉アトピー体質の色素沈着に効果的なツボ
腎兪(ジンユ)を両親指で背骨に向かって押してください。
◉まとめ
副腎皮質ホルモンによる、色素沈着はないのですが、副腎皮質刺激ホルモンよる色素沈着はあります。
また、ステロイド( 合成)による色素沈着はないのですが(紫外線の影響除く)、痒みによって色素沈着を起こしたり、保湿剤成分( 石油系)によって色素沈着になる事があります。
特にストレスが色素沈着に影響する事を、覚えて頂ければと思います。
◉関連記事→アトピー色素沈着について
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◉まめの「 アトピー改善 豆知識」
◉編集後記
市川市 市役所新設工事 進捗状況
八重櫻
尺取り虫
「尺蠖の屈するは伸びんがため」
しゃっかくのくっするはのびんがため
意味
尺取り虫が体を曲げて縮むのは、次に伸ばして前進するためだということで、将来の発展を期している者は一時的な屈辱を耐え忍ぶのもやむを得ないというたとえ 😋