アトピーで赤ら顔になったら、この習慣を直せば楽になる! | 千葉アトピー治療専門鍼灸「宗気堂」

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調子はいかがですか。
八木沼です。

今回のテーマはアトピー赤ら顔です。

前回のブログは酒さ様皮膚炎でしたが、同じ顔が赤くなる症状でも、原因が違う場合がありますので、

前回のブログ記事にはなかった、アトピーの赤ら顔について投稿したいと思います。

※ わかりにくいと感じた方は、ラインで質問してください🙇‍♂️

◉はじめに


赤ら顔になる原因は色々あるのですが、今回はコルチゾール(ストレスホルモン) の増加による影響を投稿したいと思います。

◉ストレスホルモンの基礎知識


・ストレスホルモン(コルチゾール)が分泌されるメカニズム( 簡略編)

1:頭の中にある視床下部( シショウカブ)から下垂体( カスイタイ)へホルモンを出す様に司令します。

2:司令を受けた下垂体は、副腎( フクジン)へさらに司令を出します。

3:司令を受けた副腎は副腎皮質ホルモン( コルチゾール)を分泌します。

◉アトピー赤ら顔の原因( コルチゾール増加の原因)

コルチゾールはストレスホルモンとも言います。コルチゾールはストレスがかかったときに体を守ってくれます。また、血圧や血糖値のコントロールもします。

一方でコルチゾールが過剰になると、体に負担をかけます。例としては、糖尿病、高血圧等があります。

・ストレス以外にもコルチゾールが過剰になる事がありますので、検査が必要な場合は医療機関を受診してください。

・コルチゾールが慢性的に過剰な状態をクッシング症候群といいます。

・ステロイドの自己流使用も気をつけてください。



◉アトピー赤ら顔の症状( コルチゾール過剰)


コルチゾールが慢性的に過剰な状態になると、例えば、皮膚が薄くなったり、血管の壁が弱くなったりする事があります。

皮下の血管が透けて見えて、ピンクのまだら模様になったり、皮下出血しやすくなったり、むくんだ赤ら顔になる事があります。

この他にも、手足が細くなったり、中心性肥満(胴体だけが肥満する)首肩に脂肪が多い( 野牛肩ヤギュウカタ) ビニール肌、ニキビ等の症状もあります。



◉アトピー赤ら顔の対策 


・ストレスが原因でコルチゾール(ストレスホルモン)が過剰で赤ら顔になっている場合は、ストレス対策が必要になってきます。

( これが実は難しいですね!しかし、ストレスから赤ら顔になるメカニズムを把握する事も大切です)

精神的ストレス対策には、必要以上に体に負担をかけない事が、 大切ですので疲労を溜めない様に、睡眠時間を確保してください。

又、ストレス対策として別なストレスを加える方法もあります。これには少し負荷をかけた運動が良いです。

ストレスで頭皮が硬くなっている場合は、頭皮のマッサージも有効です。

ストレス性の赤ら顔対策として、化粧品やレーザー治療等で、すぐ治すと言う発想は避けた方がいいです。



◉アトピー赤ら顔に効くツボ 百会( ヒャクエ)
百会を押すと少しズーンときますので、時々押してみてください。百会のツボはホルモンにも影響します。

◉まとめ



アトピー赤ら顔でお困りの方は、赤みが皮膚表面の問題か、頭の中のホルモンの問題かを考える必要がありますので、

はっきりしない時は、顔に何かを塗布するとか、光線を当てる等は慎重にした方が良いです。

それではまた。


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顔に保護膜が出来てない時期には、顔を濡らさない事が大切です!




◉編集後記   

東京国立博物館にて
国宝 東寺 特別展 「 空海と仏像曼荼羅」開催中

帝釈天だけ撮影可です😀


梨の花が咲き始めました🌸