八木沼です。
今回のテーマは酒さ様皮膚炎( シュサヨウヒフエン)とアトピーについてです。
◉はじめに
顔にでるアトピーがなかなか治りずらい方に、酒さ様皮膚炎も併発している方がいます。
そこで今回のブログはアトピーと関連性がある酒さ様皮膚炎について投稿したいと思います。
◉酒さ様皮膚炎とは
「酒さ様皮膚炎」は「酒さ」とは違います。
酒さとは、顔に生じる皮膚疾患のひとつ。酒焼けとも呼ばれる。
日光、ストレス、寒暖や風、運動、化粧品などがきっかけとなりやすい。
治療は軽症から中等症では、第一選択は抗菌薬やアゼライン酸(抗菌作用と色素沈着予防の効果)の使用。
きっかけを避け、日光から防御し、ステロイドの使用は避ける。
とウィキペディアにあります。
一方、酒さ様皮膚炎は「 酒さ」 の様な皮膚炎と言う意味になりますので、酒さに似ている症状になります。
◉酒さ様皮膚炎の原因
・かぶれ( 接触性皮膚炎)が原因で顔に炎症が起きます。化粧品や保湿剤や日焼け止めでもなる事があります。
・薬の使用が原因でなる事があります。特に自己判断で薬を使用すると酒さ様皮膚炎の原因になり事があります。
・その他にも体に直接触れるものや、吸引でも化学物質等の影響でかぶれる事があります。
又、脂質の摂取が過剰で脂漏性皮膚炎シロウセイヒフエンから、顔が赤くなる事もあります。
◉酒さ様皮膚炎の症状
・主に鼻を中心にでる症状
鼻を中心にでる症状は「 酒さ」や「 脂漏性皮膚炎」の特徴になります。鼻以外の所は比較的赤くない事もあります。
・鼻以外の顔にでる症状
鼻以外にでる症状は「 酒さ様皮膚炎」の特徴でもあり、かぶれ(接触性皮膚炎)の症状で、鼻以外に炎症が出ています。
そしてアトピー性皮膚炎も併発している事があります。
・鼻を含めて顔全体にでる症状
鼻を含めて顔全体にでる症状は「 酒さ」と「酒さ様皮膚炎」「 脂漏性皮膚炎」を併発している事があります。
◉酒さ様皮膚炎の対策
○鼻を中心に症状が出ているときは、「 酒さ」や「 脂漏性皮膚炎」を考慮して、 食生活( アルコール含む)を中心に改善する事がポイントです。
○鼻以外の顔に炎症が出ている時は、酒さ様皮膚炎を考慮して、 皮膚がかぶれ( 接触性皮膚炎)無いように、出来れば顔に何も塗らないで様子を見るのも必要です。
又、化学物質の影響であれば生活環境を変えなくてはいけませんので、専門業者のアドバイスが必要な場合があります。
○鼻と顔全体に症状が出ている場合は、食生活改善とかぶれ(接触性皮膚炎セッショクセイヒフエン)の対策が必要になります。
◉酒さ様皮膚炎に効くツボ 商陽( ショウヨウ)
◉まとめ
顔の赤身が治りにくい時は、まずは顔に何も塗らないで様子を見る事がポイントです。
何も塗らないで少しでも改善する事があれば、顔の赤みの原因がかぶれ( 接触性皮膚炎) と言う事になります。
それでも改善しない時には、食生活( 主に糖質と脂質を減らす)の見直しです。
◉関連記事→アトピーと酒さ様皮膚炎
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◉まめの「 アトピー改善 豆知識」
顔が赤く見える原因は、皮膚の保護膜が無くなっている場合と、顔の鬱血( ウッケツ)が多いです。
◉編集後記
万葉集にも詠われる「カタクリの花」「堅香子/かたかご」
都内(練馬区)で唯一のカタクリ群生地 清水山の森(しみずやまのもり)に行ってきました🚗
「清水山の森」の近くには、日帰り温泉 「新座温泉」もあります。
葛飾八幡宮の桜🌸