八木沼です。
今回のテーマはアトピーと塩分の関係です。
◉はじめに。
アトピー性皮膚炎の原因に糖質と油脂が関係していると言うのは、一般的に知られていますが、
その他にも、塩分がアトピー性皮膚炎に、かなりの確率で影響を与えていますので、今回のブログを参考にしていただければと思います。
◉浸透圧(シントウアツ)の基礎知識。
アトピーと塩分の関係の前に、浸透圧の基礎知識です。
浸透圧とは体に関して言えば、体液が薄い方から、濃い方へ移動すると考えていいです。
体液が薄い、濃いは塩分によって決まります。
分かり易いのが、塩分が血管の外にあるのか、血管の内にあるかによって、体液の移動が変わります。
◉塩分でアトピーになる原因。
塩分が影響してアトピーになる原因は、塩分が血管の外に沢山ある状態です。
血管の外に塩分が多くあると、体液は浸透圧の影響で血管の外、例えば、皮膚細胞に溜まり、むくみや痒みが出やすくなります。
◉塩分が原因のアトピー症状。
塩分が多いと皮膚細胞に体液が溜まりやすい事もあって、ボコボコと腫れて痒くなる事があります。
場合によってはジンマシンの様に見えることがあります。
手足に症状が出ると、水泡状になり痒みも強く出ます。
◉塩分でアトピーになった時の対策。
塩分によって皮膚細胞に体液が多くなった場合の対策は、
1: 塩断食をする。塩を体内に入れ過ぎなければ、徐々に塩分は減少していきます。
2: 塩分を血管の中に戻すため、カリウムを摂取する。
3: 運動をして汗と一緒に塩分を体外に放出する。
4: 体よりも塩分濃度の高い海水に浸かる。( 海水に浸かる時は、皮膚が荒れていない時です)
◉塩分排泄に効くツボ。腎兪( ジンユ)
腎兪を指圧すると、尿の排泄が良くなります。
◉まとめ
日本は味噌と醤油を良く使用しますので、塩分が過剰になりやすいです。
普段から塩分が多めの方は、塩分を少なくするか、運動をして汗と一緒に塩分を排泄してください。
◉アトピー関連記事→浸出液と塩の関係
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◉まめの 「アトピー改善 豆知識」
◉編集後記 浸透圧の気付き。
人間も魚も体の塩分濃度は約0、85%と同じです。海水の塩分濃度は3、5%です。
ですので、海水魚の方が淡水魚よりも、体から水が出て行きやすいです。( 浸透圧の関係により、塩分濃度の低い方から高い方へ水が移動する為)
海水魚は体から水が出て行く為、海水をたくさん飲むので、塩分を摂り過ぎない様に、エラで塩分を排出してから水を吸収しています。
人間の祖先は海水魚でした。そして現在人間は陸地で生活しています。
海水魚であれば海水に塩が含んでいる為、体に塩を貯めなくてもいいのですが、海水魚から陸地で生活する様になった人間は、生きていく上で必要な塩を体に溜め込む様になったと言う説があります。
・余談( ここからは本当の様な、嘘の様な話です🤓)
そして魚から人間になった現在、魚のエラに変わるところは、人間の側頭部になります。
という事で、魚のエラに代わる側頭部が大切ですので痒みがあっても頭を叩かないでください😀
◉クロッカスも綺麗に咲いてます🌸