左のアトピーだけツライ・・・という方へ | 千葉アトピー治療専門鍼灸「宗気堂」

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2019年 年末年始のご案内。

12月31日〜1月4日はお休みとなります。



調子はいかがですか。
八木沼です。

今回のテーマは左側だけに出るアトピーについてです。

◉はじめに

アトピー性皮膚炎はどちらかと言うと、体の両側に又は全体的に出るのが特徴です。例えば両肘、 両膝等です。

ところが左側だけにアトピーが出るとか、左側のアトピーが治らないとか、再発する時はいつも左側からと言う方がいらっしゃいます。

なぜ、左側にアトピーが出やすいかを検証していきたいと思います。( 右側だけアトピーが出る方もいますが、左側に比べると治りやすいです)




◉アトピーが左側だけに出る原因( 主に体質)

 その1、摩擦性( 機械的、接触性皮膚炎)
摩擦性は洋服やその他の物が、 体に継続的に接触して皮膚に炎症を起こす場合です。

摩擦性や接触性皮膚炎の場合は、左側だけのアトピーに限らず、右側の場合もありますが、それでも左側の方が出やすいです。

その2、 塗布剤多用

塗布剤は左側のアトピー症状が出やすかったり、治りにくいと言うこともあって、塗布剤を多用していて、この事が左側のアトピーが治りにくいと言うこともあります。

その3、 体質( 捻れ)

体質を「骨格の捻れ」と「内臓の働き」から見ていきます。

◯骨格の捻れは 右利きが多いと言うのも、左側にアトピーが出やすい原因になっています。

右利きの方は右側の手足を多く使うのですが、右側の手足を使う場合は、左側の手足が支えになり、 右側の手足よりも負荷がかかっていることが多いです。

負荷がかかると血流が悪くなり、痒みも出やすく治りにくいです。

◯内臓の働きは血液循環が良くないところに、負担がかかってきます。

腎臓血液循環は左側に負荷がかかる構造になっています。例えば左側の腎臓に行く血管は、合流する1部分が鋭角になっていて、血流が滞りやすい血管構造になっています。

また大腸( 下行結腸)に宿便があると、 下行結腸が左にある為、左側の血管に負荷がかかり、 血流が滞りやすくなります。

腎臓に行く血液循環が悪くなると、 ムクミが出たり、 副腎の働きも低下してアトピーの炎症が改善され難いです。



◉アトピーが左側だけに出る症状

見た目の症状は左右差はあまり変わりませんが、症状経過は治りにくいとか、再発しやすい等あります。


◉アトピーが左側だけに出る対策

その1、 摩擦性は洋服やその他の物等、過度に接触しない事です。

その2、 塗布剤の多用による症状は、皮膚が硬くなっていますので、体の新陳代謝をあげる為の治療や運動が必要になります。

その3、 体質(捻れ)

・骨格の捻れはストレッチや整体で整えていきます。

・内臓の捻れ( 血菅構造)は基本的には変えられないので、 血管に必要以上負荷がかからない様に、整体やストレッチをしたり、体の冷え症対策をしていきます。



◉まとめ

アトピーが左側だけ治りにくいと言う場合は、食生活や生活習慣以外にも原因がある事があります。

セルフケアで対策をする場合は、定期的に運動して筋肉や関節を柔らかくする事も効果があります。

それではまた。

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まめの「 アトピー改善豆知識」

東洋医学的には左は「 陰」 右は「 陽」 になり、 アトピーに限らず左側に症状が出ると、 右側よりは治療に時間がかかると言われます。

編集後記

東京都内にある天然温泉
武蔵小山温泉( 清水湯)

黄金の湯と黒湯があります。乾燥肌タイプの方は、黄金の湯を先にしてから、黒湯に入る方がいいと感じました。

黄金の湯は北海道にある豊富温泉に成分が似ていると言われます。

肌がある程度落ち着いたら、お試しになってはいかがと思います。