本や雑誌には書かれていない! アトピーの手荒れを改善する3つの生活習慣とは? | 千葉アトピー治療専門鍼灸「宗気堂」

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調子はいかがですか。
八木沼です。

今回のテーマは「アトピー手荒れ 」 です。

◉はじめに。
アトピーの症状が手に出る方が多いです。そして慢性化して治りにくい場所でもあります。

特に乾燥の時期に悪化する方も多いですので、予防と対策の参考にしていただければと思います。


◉アトピー手荒れの原因
・食生活
アトピー手荒れにお困りの方は、どちらかというと糖質の摂取が多めの傾向です。

米、 小麦、 デンプン( サツマイモ、 ジャガイモ、 カボチャ等)、 果糖( 果物)、 砂糖等です。

・生活習慣
生活習慣では手を良く洗う。アルコール等で日常的に消毒する。薬や保湿剤を使用している。

・体質
アトピー手荒れが慢性化する方は、冷え性体質の方が多いです。



◉アトピー手荒れの症状。
・乾燥タイプ
乾燥タイプの症状はどちらかというと、 手の甲に出やすいです。ツボ的には「 陽」 のツボがあるところです。

「陽」は「火」を意味しますので、燃えやすい糖質は控えたほうがいいです。

症状はカサカサしたり、指の関節がパックリと割れたりします。

・ジュクジュクタイプ


ジュクジュクタイプの症状は、手のひらに出やすいです。ツボ的には「 陰」 のツボがあるところです。

「陰」は「水」を意味しますので、水分過多に注意が必要です。

特徴的な症状は水泡が出て、 強い痒みが伴います。また、浸出液も出やすいです。

・感染症タイプ
感染症の症状は手荒れの部分から、黄色い浸出液( 黄色ブドウ球菌) が出ます。

指がパックリ割れて黄色ブドウ球菌が出ることもあります。

黄色ブドウ球菌は体の免疫力が低下すると出やすいです。又は薬の免疫抑制剤を使用しても出ます。




◉アトピー手荒れの3つの対策。
・食生活
食生活の対策は糖質、 塩分、油脂 を摂り過ぎない事になります。

お米も過剰に摂取すると、手が荒れますので注意が必要です。

・生活習慣
生活習慣では手荒れがある時は、可能な範囲で濡らさないことです。特に消毒等は手荒れが悪化します。

保湿剤も手荒れが慢性化することがあります。

・体質
手足が冷えても乾燥して手荒れになることがありますので、冷え対策として運動が必要になります。

糖質の過剰摂取も冷え性になることがあります。


◉アトピー手荒れに効果的なツボ。

曲池( きょくち)と足三里( あしさんり) は体を温めるツボでもありますので、手の親指等で指圧すると手が温まることがあります。

以上です。

それではまた。



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まめの「 アトピー改善 豆知識」



手は女性ホルモン支配ですので、女性の方は特に下腹部の冷えやストレスに気をつけてください。

編集後記      冬の装い

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 じゅん菜池の「 鳰 カイツブリ」