意外と知らない.アトピー改善には温めるの?冷やすの? | 千葉アトピー治療専門鍼灸「宗気堂」

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調子はいかがですか。

八木沼です。

これからの季節は寒暖の差が大きくなる事がありますね!

日によっては暑くなったり、寒く感じたりする日があると思います。

そして、アトピーの症状は気候によっても変化しやすいです。特に気温変化の影響が大きいと思います。

アトピーの症状は気温によっても、温めたほうが楽になることもありますし、冷したほうが楽になることがあります。

今回のブログは温めた方がいいのか?冷した方がいいのか?悩んだ時に参考にしていただければと思います。


◉温めたほうがいい場合の症状。

温めた方がいい場合のアトピー症状は、皮膚がジュクジュクしてなくて、どちらかというとカサカサした状態の時には温めるのがいいです。

ジュクジュクしてませんので、炎症は強くありませんので温めてみてください。


◉温め方。

・何で温めると効果的か?
肌の乾燥している状態を改善する為に、濡れたタオルをレンジで加熱して蒸しタオルを作ります。  

蒸しタオルで温めると、ソフトな温熱効果で肌は乾燥が改善されて、そしてアトピー症状が改善することが多いです。

体全体が乾燥肌の状態ですと、湯たんぽで足を温めるのもお勧めです。

・時間 
時間の目安は皮膚が温まってきて、汗でしっとりするくらいがちょうどいいです。

・期間
皮膚のカサカサが改善されて、保護膜が出来上がってくれば、 温めるやり方も運動に切り替えたほうがいいです。


◉温めてはいけない場所。
体の中で顔は熱くないのが正常ですので、温めなくてもいいのですが、もし温めるのであれば、暑くない蒸しタオルがオススメです。
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◉冷やしたほうがいい症状。

皮膚を掻き破っていて、炎症が強い時には冷したほうがいいです。

また、脱ステや脱保湿時のリバウンド症状が出ている時には、皮膚が熱く感じられますので冷します。

1つ注意が必要なのは、熱があるのにガタガタと震えが止まらない時は、冷やさないほうがいいです。

熱を上げて免疫力を高めようとしている時期には、体は筋肉をガタガタと震えさせて体温を上げようとします。



◉冷し方。

・何で冷やすと効果的か?
保冷剤が冷やしやすいのでお使いになってください。

湿布系の物は冷えにくいのと、 湿布の粘着剤で痒くなることがありますので、使用は控えたほうがいいです。

体が熱っぽい時でも解熱剤は使用しないほうがいいです。

・時間
皮膚の炎症があるところを触ってみて、熱が感じられなければ冷やすのをやめます。

・期間
ジュクジュクや炎症が治ってきて、少し乾燥が出てきましたら、冷やすのをやめます。

脱ステ、 脱保湿リバウンドで炎症がある所を冷やすことで、炎症のところが赤から茶色に変われば冷やすのやめます。


◉冷してはいけない場所。

手足は脱ステや脱保湿のリバウンドで炎症が出ていなければ、基本的には冷やさないほうがいいです。


◉まとめ
アトピー症状がある時は、皆さん温めていいか?冷していいか?悩むことが多いと思います。

悩んだ時には自分の肌感覚でいいです。温めて気持ちがいい時は温めて、 冷やして気持ちがいい時は冷やしてください。

気をつけていただきたいのは、お風呂で温めることです。お風呂は入っている時は気持ちいいですが、入浴後にアトピー症状が悪化することがありますので、

皮膚が水やお湯で濡らすと赤くなる時には、お風呂で温めるのは控えたほうがいいです。

それではまた。

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◉まめの「アトピー改善 豆知識」
体は「頭寒足熱」が健康体です。

編集後記

市川市南部の旧江戸川河口堰周辺にある、ハゼ釣りのポイントです🐟彼岸過ぎに釣れるハゼは型がいいです😸

彼岸に合わせて彼岸花も綺麗に咲いています😀