調子はいかがですか。
八木沼です。
今年の夏は梅雨明けが早かったのと、 酷暑もあり体力を消耗されたと思います。
ですが、関東地方は、ここ2、3日涼しくて体が楽に感じている方が多いのではないでしょうか?
涼しくなって体力的には楽なのですが、一方で肌の乾燥が気になる季節でもあります。
そこで、今回のブログはアトピー乾燥肌を改善する為に必要な、汗に関して投稿したいと思います。
◉なぜ、乾燥肌になるの?
※ 体質が原因
体質から乾燥肌になる方は、例えば車に例えるとエンジンの回転数が高い方です。回転数が高いので熱を持ちやすいです。
熱を持ちやすいですので、 体の水分が蒸発して乾燥します。これはある意味、先天的な要素です。
又 後天的な要素にはストレスがあります。ストレスによってもエンジンの回転数が高くなり、 体の水分が蒸発します ので乾燥肌になります。
※ 生活習慣が原因
生活習慣に影響が大きいのは食生活になります。体は食べ物で出来ていますので直接的な影響を受けます。
食べ物で糖質と脂質がエネルギーになります。
糖質と脂質が体の中に入ると、化学反応を起こしてエネルギーに変えるのですが、その際に活性酸素が発生して皮膚の細胞膜を破壊することがあり、 細胞膜が破壊されると皮膚細胞は乾燥しますので、乾燥肌になります。
※ 塗布剤が原因
塗布剤には様々なものがあります。 薬、 保湿剤、 軟膏等です。
塗布剤の成分に合成界面活性剤が入っていると、 皮膚の保護膜が破壊されて乾燥肌になる事があります。
保護膜が破壊された状態で塗布剤を使用し続けると、塗布剤の依存症になりやすいです。
そして慢性的な乾燥肌になる方がいます。
◉汗をかいて改善するアトピー乾燥肌と、汗をかいて改善しないアトピー乾燥肌状態とは?
※ 汗でアトピーが悪化する皮膚の状態
塗布剤の依存症になっている乾燥肌は、汗でアトピーが悪化する可能性があります。
皮膚の保護膜が塗布剤によって破壊されてますので、汗に過敏に反応して痒くなり悪化する事があります。
皮膚の状態は汗によって赤く炎症を起こしやすいです。
※ 汗でアトピーが改善する皮膚の状態
塗布剤の依存症になっていない状態の乾燥肌ですと、 汗をかいた時に天然の保湿成分である皮脂( ヒシ) を分泌できる状態になっています。
皮脂が分泌されるようになると、汗をかくと 肌はしっとりしてきます。
◉乾燥肌を汗で改善させる効果的な方法。
※ 受動的(体を動かさないで汗を流す、 サウナ、 岩盤浴等) な汗の効果とは。
体を動かさないで汗をかく方法ですと、皮膚が一時的に潤いますが、体が冷え性体質の方は体の潤いが一時的になる事があります。
それは体が冷え症体質ですと、乾燥肌になりやすいからです。
そして受動的な汗は比較的痒くありません。理由はデトックス効果が少ない可能性があります。
※ 能動的(体を動かして汗を流す) な汗の効果とは。
体を動かして汗をかく方が、デトックス効果もあり乾燥肌だけでなく、色素沈着改善にも効果あります。
そして体の冷え性が改善されますので、肌の潤い期間が持続しやすいです。
◉ まとめ
アトピー体質の方は汗で悪化した経験が多いと思います。
ですので汗をかかないようにしている方が多いのですが、自分の体質を知って、 生活習慣の改善をする事で、
汗をかいても悪化せず、そして乾燥肌も改善しますので今回のブログを参考にしていただければと思います。
追伸: 汗を流して悪化するようでしたら、汗を流すのは中止してください。まだ皮膚の保護膜が不完全の可能性があります!
それではまた。
アトピー関連記事→アトピーと運動
まめの「 アトピー改善 豆知識」
編集後記
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