脂肪酸と食事の関係を見直せば、あんなにつらかったアトピー症状が楽になる! | 千葉アトピー治療専門鍼灸「宗気堂」

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調子はいかがですか。


八木沼です。

今年の夏は異常なくらい暑いですね!このように暑い時はしっかりと栄養を摂って夏バテしないようにするのも大切です。

しかし、アトピー症状が悪化する食べ物もありますので気を付けてください。

アトピー症状が悪化しないように、今回のブログは「 脂肪酸」 について投稿してみたいと思います。


◉脂肪酸とは?

広義には油脂や蝋、 脂質などの構成成分である有機酸を指す( ウィキペディア参照)




◉トランス脂肪酸とは?

植物油や魚油に含まれる天然の不飽和脂肪酸を飽和脂肪酸にする為に、水素を添加して水素化させると、

飽和脂肪酸になりきれなかった一部の不飽和脂肪酸のシス型結合がトランス型に変化する。 

このような不飽和脂肪酸をトランス脂肪酸という。 

水素化は酸化による劣化が起こりやすいと言う面で扱いにくい不飽和脂肪酸から酸化による劣化が、しにくい面で扱いやすくする為に行われる。( ウィキペディア参照) 

ん〜...... 難しい😅


私なりに要約すると、
天然の不飽和脂肪酸は劣化しやすいので、劣化しにくい飽和脂肪酸にする為に、水素を利用するのですが、

この時に不飽和脂肪酸 の一部で飽和脂肪酸になれなかったのがトランス脂肪酸です。

わかりやすくなったでしょうか?



◉トランス脂肪酸の食べ物

・自然界( 天然) には牛、 羊等の脂肪分にトランス脂肪酸は含まれています。2% 〜5%

・人工のトランス脂肪酸

不飽和脂肪酸を多く含む油脂を水素化して製造するマーガリン、 ショートニング等には数% 〜10 数% 含まれます。

( パン、 ケーキ、クッキー、ベーカリー、スナック菓子、 生クリーム、 などにも含有してます)

以上に上げた食品を日常的に食べると、トランス脂肪酸を摂取しすぎたことになり、

 世界保健機関によって推奨されている、1日1% 未満にトランス脂肪酸を控えるのが難しくなります。


◉人体への影響

・心臓疾患のリスクの増加が見られます。

トランス脂肪酸の血中濃度が低い高齢者では、脳萎縮や認知機能低下があまり起きていません。

トランス脂肪酸の摂取が多い方は体内の炎症の数値を表すCRPが高くなります。

炎症の数値が高くなると動脈硬化症の可能性が高くなります。

炎症因子はアトピーやアレルギー症への悪影響を及ぼす可能性があります。

不妊症のリスクが高まる可能性があります。

母乳中にその人が食べた食品に応じてトランス脂肪酸が存在し、 そのトランス脂肪酸の濃度の傾向は、その乳児の血中にも見られます。



◉まとめ

トランス脂肪酸がアトピーにどのように影響するかを簡単にまとめますと、

脂肪酸が代謝される時に、脂肪酸が酸化して体内で二酸化炭素( CO2) が発生して、

 二酸化炭素は炎症を起こします。そして炎症が様々な病気の元になります。アトピー性皮膚炎も炎症です。

それではまた。

関連記事→アトピーと食事


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まめの「 アトピー改善豆知識」

天然の不飽和脂肪酸で羊がありましたね!

「痒い」 という漢字は「ヤマイダレ」に「羊」と書きます。

羊は肉という意味もあり、肉を食べ過ぎると痒くなるという意味です🍖

編集後記

先日 通勤途中でグーグルストリートビューを発見しました。写真を撮る為に追跡しました🕶

やはりここは癒されます😀

カマキリも遊びに来てくれました😅


この曲も癒されますよ♬→ガンクドラム