夏にアトピーが悪化した時の、 効果的な3つの対策 | 千葉アトピー治療専門鍼灸「宗気堂」

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調子はいかがですか。

八木沼です。

皆さんはサッカーワールドカップを見ましたか?日本代表大健闘ですね!感動をありがとう!そしてお疲れ様でした。

ところで日本代表ユニホームに八咫烏ヤタガラスのプリントがあるのをご存知ですか?

最近CMで見ることがありますね。ヤタガラスは三本の足がある伝説の カラスです。

ヤタガラスをウィキペディアで調べてみると以下のようになっています。
熊野本宮大社鳥居の横に掲げられた八咫烏の

八咫烏(やたがらす、やたのからす)は、日本神話において神武東征(じんむとうせい)の際、高皇産霊尊(タカミムスビ)によって神武天皇のもとに遣わされ、熊野国から大和国への道案内をしたとされるカラス[1]。一般的に三本足のカラスとして知られ古くよりその姿絵が伝わっている[1]

ヤタガラスは導きの神としても信仰されています。

という事はヤタガラスは日本代表をいずれかはワールドカップ優勝まで導いてくれるのではないか個人的に思います。


また三本足には「 天」「 地」「 人」 の意味もあるようです。

世の中は「 天」「 地」「 人」 で成り立っていますね。

これを人間の体に当てはめると、 天→精神  地→肉体 人→心( 霊魂)   三位一体( サンミイッタイ) という事になると思います。

ですので健康になる為には、この3つを整える事になります。

私も治療する時は「 天」「 地」「 人」 を意識しています。 


さて今回のテーマは「 夏のアトピー対策です」

夏になるとアトピーが悪化する事が多いですので3つの対策を考えて見ました。


◉夏でアトピーが悪化する原因。

その1   汗で痒くなる原因

アトピーが完全に治っていない時期に汗をかくと痒くなります。保護膜が出来上がっていないので、水にも反応して痒くなる事があります。

特に汗には塩分が含んでいます。塩分は体の電気を通しやすくなり、 神経が反応しやすくなり痒くなります。

また、汗が多い原因に水分の過剰摂取があります。適量を超えた水分は尿以外の汗で出そうとする為です。

水分は果物や夏野菜も含みます。

その2  日焼け止め等の塗布剤による原因

日焼け止め等の塗布剤の中には、合成界面活性剤が含まれている事が多いです。

この合成界面活性剤の成分は保護膜を壊してしまう事があり、 保護膜が壊れると痒くなります。

日焼け止め以外にも保湿剤の中にも合成界面活性剤が含まれている事が多いです。

その3  室内環境の影響による原因

体が熱くなると痒みは強く出ますので、室内が熱く湿度が高い環境ですと痒くなりアトピーが悪化します。


◉夏でアトピーが悪化した時の症状

その1  汗による症状

汗によるアトピー悪化の中には、あせも、も含まれます。本来のアトピー症状の他にもあせもによる症状が出ますので、湿疹のように赤くなり痒くなります。

汗によるアトピー悪化の特徴的な症状は、 関節周辺以外にも全体的に症状が広がる傾向です。そして汗による刺激で皮膚の赤みが取れにくいです。

その2 日焼け止め等による症状

日焼け止め等の塗布剤によるアトピーの症状の中に、 塗布剤を塗った所だけ地図状に赤く湿疹が出ます。

正常な皮膚との境目がはっきりしていることが多いです。

その3 室内環境の影響による症状

暑さと湿気によるアトピーの症状は、体全体が熱を持ったように赤くなります。

そして痒みも強く出る事が多いです。特に顔が赤くなる方が多いのが特徴です。


◉夏でアトピーが悪化した時の対策

その1 汗対策

汗対策は水分の過剰摂取に 特に注意が必要です。

そして体は熱くなると汗を出して体温を下げようとするので、食事で熱量の多い食べ物を摂りすぎないことです。

熱量の多い食べ物は炭水化物や脂質です。

脂質は主に肉になります。特に18時 以降の食事は減らしましょう。

痒みが強い時は夕食を抜く位がちょうどいいです。

下着は綿100% の物を使用して汗を吸収させるのがポイントです。


その2 日焼け止め等の対策

日焼け止め等の塗布剤対策は、 やはり塗布剤を使用しない事です。

合成界面活性剤が含まれていなくても、皮膚の保護膜がない状態は痒くなります。

日焼け防止は帽子や洋服で調整するのが理想です。紫外線は目から吸収するのが一番影響がありますので、サングラス等で対策をしっかりしましょう。

その3 室内環境対策

室内環境対策は冷房を適度に使用する事です。冷房が苦手の方は、冷房から距離を置いて過ごすと少し楽です。

そして冷気は下にきますので扇風機等で空気を拡散すると、冷気が少しマイルドになります。( 節電効果もあります) 

それでも冷えすぎて体調を崩してしまう方は、クーラーのない部屋にいて、ドアを少し開けて湿気だけでも取り除くと楽です。

冷房で足が冷える時は夏でも靴下を履いてください。体は頭寒足熱が理想の状態です。

それでも冷房が苦手の方は、保冷剤で顔やおでこを冷やしてください。

布団も暑さに関係してきますので、布団の下に空間を作って蒸れないようにするのも効果的です。

マットレスの上に直接寝るよりは綿布団の上がいいです。



◉まとめ

夏にアトピーが悪化する原因は、暑さと湿気による痒みが強く出る事です。

夏にアトピーを悪化させないで過ごすには、冷房も適度に使用するのも必要です。

そして水分過剰摂取に注意して、 熱量の高い食事を夕方以降控えるのが、 夏にアトピーを悪化させない対策になります。

それではまた。

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まめの「 アトピー改善豆知識」

夏の野菜、果物等は水分が多いですので注意してください。

編集後記

高島賢太郎さんの「 ガンクドラム」 です。不思議な音色です♬

私は水をイメージしたので川のほとりで聴いてみました🏞

動画はこちら→ガンクドラム

ガンクドラムを聴くと夏のアトピーが早く改善しそうです♬